...漂白業者はアルカリ土類の多い水を有効に使うことはできず...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...五千メートル以内なら有効にはたらく」「四...
海野十三 「怪星ガン」
...できるだけ時間を有効に使いましょう...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...わたしがその家に出はいりすることを有効にはばむものは他になかった...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...有効に働くものである...
高浜虚子 「俳句への道」
...男の闇屋よりも私を二倍にも有効に使うようでございました...
太宰治 「貨幣」
...どういう具合に有効に使用せられているか否かを明細に訊きたいと思った...
近松秋江 「狂乱」
...あなたは御自分の才能をもっと有効に御利用出来ますでしょうに...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...八雲氏令孫の筆を染めたという書名題字もきわめて有効に本書の異彩を添えるものである...
寺田寅彦 「小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」」
...もっと有効に……...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...政府から見れば有効に違いない...
夏目漱石 「博士問題の成行」
...理性と社会秩序の増進によってより有効になった物理的知識の改善による遺伝病や伝染病の漸次的除去などから...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その名を有効に詩の中で使うことのできる事物で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...我々の行為は有意味にまた有効に行われることができる...
三木清 「哲学入門」
...徳川時代のすべての医術の中で最も有効に発達したものはこの方法で...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...自国のためそこまで有効に使えれば――と...
吉川英治 「三国志」
...利潤率の騰貴からと同様に有効に貨物の価値の下落から...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...それを有効に実現することができない...
和辻哲郎 「蝸牛の角」
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