...漂白業者はアルカリ土類の多い水を有効に使うことはできず...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...五千メートル以内なら有効にはたらく」「四...
海野十三 「怪星ガン」
...そうしてむしろ科学者にしてはじめて最も有効に行ない得らるる奉公の道ではないかとも考えられるのである...
寺田寅彦 「科学と文学」
...政治演説なども相当有効にやってのけるようになった...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...空間感覚或いは空間知覚という概念に較べれば空間直観という言葉はより有効に用いられる...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...併し哲学がイデオロギーである限り――そして茲でも亦イデオロギーとしての資格が有効に作用するのを見よ――逆のこの順序は今まで云った一般的な構造と運動形態とではあり得ない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...この声が有効になるはずはありますまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...こちらで有効につかった方が...
中里介山 「大菩薩峠」
...線香花火の場合には最も簡単な薬品の組合わせで最も有効にその条件が満されているのである...
中谷宇吉郎 「線香花火」
...その残忍を何かしら世間の為めに有効に使おうとする...
松永延造 「職工と微笑」
...かかる制度が有効に実施される社会は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その名を有効に詩の中で使うことのできる事物で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...彼らは朝のうちを有効に・真面目に・彼らの学校のお稽古に使ったのだから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...田舎の目ははるかに有効に用立っているようである...
柳田国男 「雪国の春」
...この使者を有効に用いてやろうとする考えになっていたに違いない...
吉川英治 「三国志」
...むしろ「無言録」の語録そのままで見る方が有効におもわれるので...
吉川英治 「私本太平記」
...彼らは国の真実の富をより有効に増加するであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...〇〇〇磅(ポンド)が以前になしたと同様に有効に...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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