...短気な人を見捨て...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...我輩の如き短気な剛情者には耳学問は誠に不適当である...
大隈重信 「我輩の智識吸収法」
...僕は十年計画で敵を斃(たお)す積りだったが近来これほど短気な事はないと思って百年計画にあらためました...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...それでは一体、何のつもりでお前はこの物語を書いたのだ、と短気な読者が、もし私に詰寄つて質問したなら、私はそれに対してかうでも答へて置くより他はなからう...
太宰治 「お伽草紙」
...短気なことではありませぬ...
中里介山 「大菩薩峠」
...短気なる米友としては悠々と...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこでさしも短気な米友が...
中里介山 「大菩薩峠」
...犬番や短気な猟師をつれて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...――憎悪(ぞうお)というほどではない短気な怨恨(えんこん)もあり...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...お前さんのその短気な横風が祟つたといふことを考へて貰はなければならんのだが...
牧野信一 「鬼涙村」
...彼らの好戦的な習慣と短気な気質に合したのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...お前たちは決して短気なことをして呉(く)れるな...
宮沢賢治 「饑餓陣営」
...短気なやうな蝶(てふ)が来る...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...短気な僕は途中から狭い運転手台へ一緒に乗つて地図と街とを見比べ乍(なが)ら...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...――それとなく、早く取り戻せよ、よいか」「……すみませんでした」「七は、短気な男だから、わしがといわぬほうがいいぞ...
吉川英治 「銀河まつり」
...このところ短気な猛攻はやんでいるが...
吉川英治 「私本太平記」
...短気な言を吐かないように...
吉川英治 「源頼朝」
...そんな短気なことをしなくっても...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??