...火砲は小銃に比し攻撃を有利にするが...
石原莞爾 「最終戦争論」
...在営期間も最も有利に活用すべく...
石原莞爾 「戦争史大観」
...ともかく情勢は有利に展開しつつあった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...すくなくとも有利に展開すべき条件を備えてきた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...此の位置が彼を有利に導いたと云うのは...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...それだけ益々有利に事情は展開するようになって来たのである...
戸坂潤 「社会時評」
...自分の有利には戦いを終え得ないという意識とが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ついに日本のために有利に解決したのであったが...
蜷川新 「私の歩んだ道」
...もう家へ帰らなければならない」たちまち事情が転じてモームスのほうが有利になった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...カイミアラに対して有利に闘うことが出来ると思いました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...前より有利になってきた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...以前にはもっと有利に用いられていた古い資本がその用途が変っただけのことなのであるのを...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...カンピイヌの如き地方はおそらく有利に耕作され得よう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...自身の立場を有利にしようとしたり試みるものであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ひとたびは毛利家へ款(かん)を通じていたものだが、官兵衛が三寸不爛(ふらん)の舌を以て、それを説き、遂に一兵も用いず織田の陣営へ引き入れたことは、どれほどこの播州において、形勢を有利にし、また、秀吉の軍隊を光輝あらしめているか分らない...
吉川英治 「黒田如水」
...有利に展開していることを祝した...
吉川英治 「新書太閤記」
...もしそれが国内で価格において高められるならばそれは実際直ちに有利に輸出されることを得ないであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...より以上いかなる資本も有利に土地に使用され得ない時...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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