...こっちをたてて有利にすれば...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...より自由な意味において彼の有利に解釈され...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...お前が独力でやるよりも遥かに有利にお前の運命を左右することが出来るのじゃ...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...仲仕に有利になることは考えられません...
火野葦平 「花と龍」
...『有利にきまっていますよ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...過剰の資本はロンドンやマンチェスタやリヴァプウルやその他サセックスよりも有利に商工業に用いられ得る場所に移動するであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...とにかく有利に用いられ得る途を見出し...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...資本が土地よりもこの方面に遥かにより有利に使用されていることの...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...国民の資本と勤労とを最も有利に用いることを妨げ...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...比較的有利に行きそうな由...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...こうなっては僕の最後の一年をなるべく有利に過す方法を講ずるより外はない...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...ひとたびは毛利家へ款(かん)を通じていたものだが、官兵衛が三寸不爛(ふらん)の舌を以て、それを説き、遂に一兵も用いず織田の陣営へ引き入れたことは、どれほどこの播州において、形勢を有利にし、また、秀吉の軍隊を光輝あらしめているか分らない...
吉川英治 「黒田如水」
...大いに戦況が味方の有利に転回してきた...
吉川英治 「三国志」
...いま戦況は我に有利に展開し...
吉川英治 「三国志」
...「戦況は有利に展(ひら)けてきた」彼は...
吉川英治 「三国志」
...それは国民資本が社会に最も有利に分配されることを妨げるものである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...与えた金が有利に使われることを望む寛大な人間...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
...これによって信長の毛利氏に対する戦争は非常に有利になった...
和辻哲郎 「鎖国」
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