...在営期間も最も有利に活用すべく...
石原莞爾 「戦争史大観」
...椋島技師の行状(ぎょうじょう)を有利に証言して貰うことができれば...
海野十三 「国際殺人団の崩壊」
...6.動議は否決されて與黨には有利になり野黨には不利となつた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...そうしてたださえ豊富な天恵をいっそう有利に享有すると同時にわが国に特異な天変地異の災禍を軽減し回避するように努力すれば...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...葉村君ならきっと有利に書いてくれると思ったんだ...
徳田秋声 「仮装人物」
...夫を有利に利用することはあっても(保護関税・諸種の資本保護法の如き)...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...買い手の方が著しく有利になるということは常識的に明らかだ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...自分の有利には戦いを終え得ないという意識とが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...もしかくも急速に増加している資本を有利に使用する危険なるものについて最近表明されている警告が少しでも根拠のあることであるならば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...三田の方が若い丈有利になり...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...こうなっては僕の最後の一年をなるべく有利に過す方法を講ずるより外はない...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...カエサルの立場は敵に対してきわめて有利になったが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ひとたびは毛利家へ款(かん)を通じていたものだが、官兵衛が三寸不爛(ふらん)の舌を以て、それを説き、遂に一兵も用いず織田の陣営へ引き入れたことは、どれほどこの播州において、形勢を有利にし、また、秀吉の軍隊を光輝あらしめているか分らない...
吉川英治 「黒田如水」
...もし資本が最も有利に用いられ得る国へ自由に流入するならば...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...それはポルトガルの産業は葡萄酒を生産することによって両国にとってより有利に用いられ得たからである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...より以上いかなる資本も有利に土地に使用され得ない時...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...――より多くの資本が農業に有利に用いられかつ引続きそれに流入し...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...これによって信長の毛利氏に対する戦争は非常に有利になった...
和辻哲郎 「鎖国」
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