...かくのごとくして国衙の徴収を成し遂げたので、その収入によりて、延徳元年の拝賀の費用をも弁じ、亡父公保の月忌、例会は都合あしく無沙汰にしたことも多くあったのに、この年はこれを執行し、また大工二人を呼んで家屋の小修繕をもやれば、旧借をも少々返却し、中沢や老官女以下の男女の召使の給金をも下渡し得たのである...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...其余は今の俗に随て、七七日、月忌、年忌に僧を請、仏典を読は不可廃...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...正月忌詞(いみことば)のイネツムを...
柳田国男 「海上の道」
...しだいに月日(つきひ)がたって月忌(げっき)年忌(ねんき)の祭りをする日まで...
柳田国男 「母の手毬歌」
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