...ABは最後までそんなことをしなかった...
石川欣一 「比島投降記」
...一番正直な人が一番最後まで苦しむことになっているのでしょう? それを考えると...
伊藤野枝 「転機」
...最後まで私につきそっていてくれた...
田中英光 「野狐」
...特にちびのティムを最後まで見ていた...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...最初から最後まですべてその前に広げた...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...それを彼女が最後まで秘めつづけたこと...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...最後までやりとおすとするならば...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...また納棺最後まで態々(わざわざ)見届けに行った覚えがある...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...これらの漱石の作品を読みながら読者は最後まで...
中島敦 「鏡花氏の文章」
...最後までは行っていないと云うのであったけれど...
林芙美子 「帯広まで」
...今度は火夫の言い分を最後まで聞いてやろうという決意を眼に浮かべて...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」
...最後まで戦え...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...「驢馬旅行」と題する本だから紳士は彼女を伴れて最後までこの旅を続けてゐるのだらう...
牧野信一 「読書と生活」
...〔訳註〕『同時にまた吾々は……』以下このパラグラフの最後までは第三版より現わる...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...めたん子は遂に最後までめたん子であつたのである...
室生犀星 「めたん子傳」
...そして最後までその城を守った末...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかし、諸将は口々に、「この最後まで、八幡原の芝居(戦場)を踏みしい給うたからには、必定、このたびの御合戦、味方の御勝利なることは、疑いもございますまい...
吉川英治 「上杉謙信」
...審配は最後まで善戦したが力尽き捕えられた...
吉川英治 「三国志」
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