...最小限度で考えてみてください...
...経費を最小限度に抑えたい...
...この工程は最小限度の時間で終わらせることができます...
...最小限度の注意を払って作業してください...
...最小限度の到着時間は何時ですか?...
...生活し得る最小限度の生産が...
石原莞爾 「最終戦争論」
...個々の自由創意を最高度に發揚するため必要最小限度の專制を加えることである...
石原莞爾 「新日本の進路」
...いかなる俳優といえども麻痺性の支配を受けないものはないのであるからテストは最小限度にとどめ...
伊丹万作 「演技指導論草案」
...地震(ぢしん)の災害(さいがい)を最小限度(さいしようげんど)に防止(ぼうし)せんとするに當(あた)り主義(しゆぎ)として人命救護(じんめいきゆうご)に最(もつと)も重(おも)きを置(お)くことは勿論(もちろん)であるが...
今村明恒 「地震の話」
...その晩かれは例によって「自分のルウレット台」で十法(フラン)の最小限度を二十三に張り抜いていましたが...
谷譲次 「踊る地平線」
...最小限度の軍備に就ての自説を主張した...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...というその最小限度の存在感...
豊島与志雄 「父母に対する私情」
...人の数までも最小限度に切詰めているのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...人間の潜れる最小限度は六寸で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三畳の部屋をかりて最小限度の生活はしても貯えもかぼそくなってしまった...
林芙美子 「新版 放浪記」
...最小限度のものばかり...
火野葦平 「花と龍」
...普通人が耐え得る最小限度であり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...(二)私は経済問題に入ることを最小限度に止めよう...
柳宗悦 「工藝の道」
...最小限度の私有物...
柳宗悦 「工藝の道」
...不作の災厄を最小限度に止めるだけの力がないと...
柳田國男 「地名の研究」
...最小限度にでも頭脳と胃袋と生殖器の能力が均一でなければ...
山本周五郎 「青べか物語」
...現代における生活の必需品を最小限度に充用し得る程度の賃銀の支払を要求しているに過ぎないのです...
与謝野晶子 「階級闘争の彼方へ」
...最小限度の近さである...
吉川英治 「源頼朝」
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