...彼らは最大多数の賛成を得て、法案を可決した...
...最大多数が同じように考えているとは限らない...
...最大多数は、この案に反対しています...
...議決に必要なのは最大多数である...
...最大多数の人がこれに賛成するだろう...
...国民の最大多数の食事を制限している高率の租税(そぜい)の費途(ひと)なども目撃している...
石川啄木 「時代閉塞の現状」
...最大多数の幸福を信じた共産主義の運動から再三...
田中英光 「さようなら」
...これについては世界中の信用のある学者の最大多数が裏書をしている...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...日本人口の最大多数の生産的職業がまた植物の栽培に関しているという点で庭園的な要素をもっている...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...最大多数の大衆が最もよく啓蒙されるというわけではないから...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...顧ふに政友会の最大多数は旧自由党員たるを見るに於いて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...お仲間が最大多数であって...
中里介山 「大菩薩峠」
...日本国民の最大多数の階級である労働者...
服部之総 「黒船来航」
...すぐ最大多数の仲間に入るんです...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...双方共々に道徳の教(おしえ)もあり、経済の議論もあり、文に武におの/\長所短所ありながら、扨(さて)国勢の大体より見れば富国強兵、最大多数、最大幸福の一段(いつだん)に至れば、東洋国は西洋国の下に居らればならぬ...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...最大多数の子孫を養い得るようにその土地を極度まで耕作せしめるに足る力をもつものと...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...功利主義者ベンサムは最大多数の最大幸福ということをもって道徳の原理としている...
三木清 「哲学入門」
...次に最大多数という観念は...
三木清 「哲学入門」
...最大多数の人々への実際的な愛というものでたえず裏打ちされていないと...
三好十郎 「恐怖の季節」
...よく倫理学者や経済学者は最大多数の最大幸福ということを説きますが...
柳宗悦 「美の国と民藝」
...概して最大多数の国民とは無関係なところで行われた...
山本周五郎 「新潮記」
...最大多数の民百姓のため...
山本周五郎 「花も刀も」
...現在の東京の各階級の中で最大多数を占めている事は...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
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