...十方最勝(じっぽうさいしょう)...
芥川龍之介 「尼提」
...最勝寺(さいしょうじ)の塔も忘れるであろう...
芥川龍之介 「文放古」
...それを以て無上最勝の一路となす道学者は災いである...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...『自然』と『我』との融合抱和になくてはならない最勝の媒介者であります...
薄田泣菫 「雨の日に香を燻く」
...最勝院の五重塔とは...
太宰治 「津軽」
...夫が最勝義の真理だということにならないことを注意せよ)...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...その最勝義に於て...
戸坂潤 「科学方法論」
...そこでこのような凡ての特徴を更に代表する処の優越した最勝義par excellence な特徴...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...空間が自然概念構成の条件であるという主張は決して空間の最勝義な解釈ではなかったからである...
戸坂潤 「性格としての空間」
...遂に最勝四天王院供養の折大赦が行われた時...
中里介山 「法然行伝」
...虎も獅子が性質敏捷勢力最勝の我に敵せんとは不埒だと言った...
南方熊楠 「十二支考」
...一同飛んだ物が出来たとますます『最勝』を讃(ほ)む...
南方熊楠 「十二支考」
...その僧尼毎月八日必ず『最勝王経』を転読して月半に至らしむとあって...
南方熊楠 「十二支考」
...かの経が『最勝王経』に勝ると張強したのだ...
南方熊楠 「十二支考」
...唐の不空が詔を奉じて訳した『金剛恐怖集会方広軌儀観自在菩薩三世最勝心明王経』という法成寺からツリを取るほど長い題目の仏典に...
南方熊楠 「十二支考」
...爲レ欲三利樂廣大饒益施二作諸佛最勝樂一...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...最勝院自性童子朝日のうつれる...
室生犀星 「忘春詩集」
...最勝寺の森には千種(ちぐさ)...
吉川英治 「私本太平記」
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