...(六月十二日夜)(六) 信念の巌世に、最も恐るべき、最も偉大なる、最も堅牢なる、而(しか)して何物の力と雖(いへ)ども動かし能はざるものあり...
石川啄木 「閑天地」
...さてそれからたぶん君は現世紀で最も偉大な頭脳の所有者の一人である...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...専制者中の最も偉大な者によって昔制定された...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...現代に於ける最も偉大なる自然児の一人である...
中里介山 「大菩薩峠」
...5世界文學に於ける最も偉大なるリアリストと言はれるフョウドル・ドストイェフスキイはかの驚くべき長篇小説の數多くを殘して行つた...
南部修太郎 「氣質と文章」
...最も偉大な天才ですが...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...この人類史上最も偉大なる歴史的事変たる十月革命(××)の幕は...
野呂栄太郎 「十月革命と婦人の解放」
...その最も偉大な発露(はつろ)なのである...
久生十蘭 「キャラコさん」
...書物こそは――彼は云つてゐる――最も偉大な...
平田禿木 「趣味としての読書」
...この方面に於ける最も偉大なる一人である...
平林初之輔 「エミイル・ゾラの文学方法論」
...最も偉大なるアリストテリカーであり...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...古代の実例を見ると、全くあべこべに、国政の処理に最も堪能な人々、最も偉大な大将、最も優れた政治家は、同時にはなはだ物識りであった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その最も偉大な・最も神に近い・業をしでかすものである」と考えるのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...おそらくは我々の世界につれて来ても最も偉大な王といえるであろうところの二人...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そしてその最も偉大な人たちは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...最も偉大なる模範は吾人の畏敬すべきものなりてふ真理の他の一辺を忘却したらんには...
山路愛山 「明治文学史」
...その中にも最も偉大な自覚であると思うのは...
与謝野晶子 「階級闘争の彼方へ」
...最も偉大なるものに違ひない...
吉江喬松 「山岳美觀」
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