...孫や曾孫たちと一緒に祖父母世代が集まることが多い...
...孫も仇(あだ)に過ぎたら曾孫(ひこ)の代に...
犬養健 「愚かな父」
...曾孫(ひまご)三人の遊ぶのを眺めて...
上村松園 「わが母を語る」
...パチノの曾孫(そうそん)にあたる吾(わ)が……」「お黙り!――」と...
海野十三 「恐怖の口笛」
...吸血鬼はパチノの曾孫である赤星ジュリアだというのだネ...
海野十三 「恐怖の口笛」
...またヤマトタケルの命の曾孫のスメイロオホナカツ彦の王の女のカグロ姫と結婚してお生みになつた御子は...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...うちの孫や曾孫(ひいまご)のやつらに...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...それからまたその下の曾孫達と一緒に...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...それからまた曾孫(ひまご)が出た...
寺田寅彦 「雑記(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...曾孫の繁昌を見とどけてのめでたい往生でした...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...然るに永樂帝の曾孫か玄孫の代くらゐになつて...
内藤湖南 「維新史の資料に就て」
...主人の殿に紛したのは九戸政實(まさざね)の曾孫で九戸秀實...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...其他にも日蓮の孫弟子、曾孫弟子等の、奧州に布教したもの數多ある...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...曾孫(そうそん)の末は何になることであろうと悲しんでおりましたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...これに反して蘭軒の曾孫徳(めぐむ)さんと...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...現に相識の曾孫三市さんの家には...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...即ち信重の曾孫、錦橋の従祖父である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...水戸家は光圀の庶兄頼重の曾孫たる宗堯(むねたか)の世となつてゐたのに...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...曾孫(ひまご)弟子の立場より先に出ることはできない...
和辻哲郎 「孔子」
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