...やまと新聞に書いてある電話書替問題の心理もよくわかる...
田山録弥 「須磨子の死」
...二ヶ月毎に彼は八分の手数料と高利とを元金に加えて書替をしていった...
豊島与志雄 「生あらば」
...今まで世にありふれた講談や伝奇を現代の口語に書替えたまでの事で...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...その後書替(かきか)えられていないと見えて...
永井荷風 「ひかげの花」
...役所には書替奉行といふものが各一人づつあり...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...御役料(おやくれう)の手形書替へをする...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...書替に役所へ出入りしたり...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...切米とは、扶持米を數囘に分けてか、又は金錢に取(と)り替(か)へて渡すことをいふので、手形の書替とは、切米券(きりまいけん)を、請取にしてもらふことで、請取手形が渡ると、受取人の名を紙に書いて割竹に挾み、大倉役所の藁苞に込んでくるのである...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...又(また)説が変れば又書替(かきか)えて又見せるから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...或(あるい)は公債を書替える極(ごく)簡略な法...
二葉亭四迷 「浮雲」
...書替(かきかえ)をさせる...
森鴎外 「雁」
...松平(まつだいら)なにがしの下屋敷(しもやしき)と書替役所(かきかえやくしょ)が建つことに定(きま)った...
山本周五郎 「柳橋物語」
...また近いうちに町家を取払った跡へ書替役所が建つそうだし...
山本周五郎 「柳橋物語」
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