...正誤など書き送る気は更にありませんよ...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...正誤など書き送る気は更にありませんよ...
薄田泣菫 「茶話」
...我が校歌は「君が代」と共に明治年間に日本が生んだ二つの大きな樂曲として今日なほ日本はもとより世界的に賞讃の的になつてゐる」そしてそれについて同新聞社から私にそれについての追憶記か感想文でも書き送るやうにもとめて來た...
相馬御風 「校歌「都の西北」と私」
...彼が遠方の土地から親類に書き送る消息のようなものを求めるのである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...病床の高橋君に書き送る形式にて...
太宰治 「虚構の春」
...――わたしはもう『地下の世界』から書き送るのがいやになった……―――――――――――とはいうものの...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...なんでもない他人に書き送る手紙と自分たちの手紙とを区別するために...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...オットーが涙っぽい一言を書き送るか...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...オットーに書き送る手紙の下書きとオットーからの返辞とは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...お友だちにもよい手紙をきまりよく書き送るのはよいことです...
羽仁もと子 「女中訓」
...どんなに離れている知人たちにもはばかることなく書き送るようなほんとうの意味の通信をすることはできなかった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「判決」
...大阪の打ち日を二十五日迄として貰ひたき旨書き送る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...年頭に“I wish you a happy new year”と書き送るより他に往復はなくなつた...
牧野信一 「悪筆」
...小説の一節だか手紙だか区別しがたいものを私は友達へ書き送る悪癖を有してゐる...
牧野信一 「読書と生活」
...稀に彼は彼女を厭がらせる為にワザと住所を忘れて Your's obedient son などゝ書き送ることなどあつた...
牧野信一 「貧しき日録」
...毎日数頁ずつ書き送る手紙...
宮本百合子 「解説(『風知草』)」
...お前たちのすべての企てを妨げるつもりだと書き送ると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...人々があなたに愛の手紙を書き送るまで...
横光利一 「火の点いた煙草」
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