...「小山ミチミ殿」と書き足した...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...「……年……月……日午後三時発見の事」と書き足した...
薄田泣菫 「茶話」
...何とか幾分はっきりと書き足してあるだろう...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...それでも折々書斎に出て来て前日の日記の残りを書き足していた...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...それにこの規程(きてい)の分だけを書き足して送つた方が好いと云つてみのるに勸めたのであつた...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...第十三冊「新月の巻」は大部分隣人之友一部分は新たに書き足して今日に至っているのであるが...
中里介山 「生前身後の事」
...書き足しつつあるんだ...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...こんな風に書き足した...
久生十蘭 「キャラコさん」
...しまひに出る三枚目の医者を書き足して貰ふことゝした...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...再考を書き足している...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...何事も時のさだめ」そして別行に書き足して...
本庄陸男 「石狩川」
...その書き足しに順当する通りな筆は...
牧野信一 「若い作家と蠅」
...今いささかそれへ書き足してみれば...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...エミイの最後の大きな犠牲にほほえみながら書き足し...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...下(しも)に「翌廿三日出勤番入仕候」と書き足してある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...鉛筆で書き足して下さつたりした...
吉川英治 「折々の記」
...自分で書き足したり...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...「経は」の二項は誤脱に気づいた時ちょうど紙に余裕のある所へでも書き足しておいたものと見ることができよう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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