...「きつと又お書きもので...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...せっせと書きものをしている一室へ通された...
犬田卯 「荒蕪地」
...le premier gentilhomme du Roi「王室の首席貴族」ド・ラ・シャートル(アシャー)公の非常に懇篤な書きものが添うていた...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...「これが三千子の書きもの机の真中にのせてあった...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...何か書きものをするとみえて...
江戸川乱歩 「影男」
...父親は何か書きものをやっているようだが...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「無駄骨」
...書きものがある...
ダウィット Jacob Julius David 森鴎外訳 「世界漫遊」
...そして意気な女と遊ぶ夜を、寂しい我居間に閉じ籠(こも)っていて、書きものをした...
ダウィット Jacob Julius David 森鴎外訳 「世界漫遊」
...たい子さんは一生懸命何か書きものをしていた...
林芙美子 「新版 放浪記」
...書きものをしていたモームスが勢いよく頭を上げた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...せっせと書きものをしている……若い警官は...
久生十蘭 「母子像」
...でなければ書きものに坐つたまゝ私にも妹にも殆んど口を利(き)かなかつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...自分の部屋で書きものに退屈すると...
堀辰雄 「エトランジェ」
...嵬は書きものをしてゐるときの癖らしく...
堀辰雄 「顏」
...つい書きもののとつつきが逸(そ)れ...
室生犀星 「笛と太鼓」
...お位牌のある部屋で夜分など爺さんが書きものをしている傍でお針を動かしながら種は独り言のように内儀さんの思出話を初めることがある...
矢田津世子 「神楽坂」
...居間で書きものをしていた父が時たま茶の欲しそうな顔をして...
矢田津世子 「父」
...黒田玄四郎が机に向かって書きものをしていた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
便利!手書き漢字入力検索