...更に我々の名前を議事録にのせることを可決...
浅沼稲次郎 「まあまあ居士の弁」
...更に奥へ奥へと智識の渇望を医(いや)せんとする好学の士も...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...吾人が今世界に発揚したる戦勝の光栄を更に永遠の性質に転じて...
石川啄木 「渋民村より」
...更にピカピカ光る五枚の金貨が現れた...
海野十三 「疑問の金塊」
...しかし我輩とても更に本を読まぬのではない...
大隈重信 「福沢先生の処世主義と我輩の処世主義」
...この普遍的な関係が更に何のために求められるのか...
戸坂潤 「科学方法論」
...更により以前にさかのぼれば...
戸坂潤 「社会時評」
...そのことによって更に又...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...私はそれまで天というものを殊更に考えたことはなかったのだが...
豊島与志雄 「「草野心平詩集」解説」
...食卓に屈みこんでいるので更に低く見えましたが...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...人物証明の成るをまって更に追及すべきである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...神話に出て来るどんな怪物よりも更に醜いかと思われるほどだった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...更にそのように無私で強力なバネを内部にもち得るということそのものが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...しかしこれは殆ど名義のみの変更に過ぎなかった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...更に次兄とあるのは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...更に高潔なのはあのアレクサンドロス大王で...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...更に更に情ない事実である...
夢野久作 「近世快人伝」
...顔の見馴れぬ衆が来たら、すぐ、婆かわしへ告げ、滅多に通してはならぬぞ』急にまた、書き残りの手紙を思い出したらしく、弥兵衛は眼鏡をかけて、もう五、六通、そこに書き終えてある上に、更に、二通ほどの手紙を認めて、『名残は程にしよう、限(き)りがないわい』と、つぶやいた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??