...統制では各隊の独断は自由主義時代より更に必要である...
石原莞爾 「戦争史大観」
...更に錠がいくつもついた小さい扉があったが...
海野十三 「四次元漂流」
...されば満更(まんざら)あとかたのない話ではござりますまいが...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...「鉄輪(かなわ)」の「今更さこそ悔しかるらめ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...身をずた/\に斬って下すっても更にお恨みとは思いませぬ...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...あったところで今更情として彼女を捨てる訳には行かないという考が...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...更新第一歩...
種田山頭火 「其中日記」
...戸隠蕎麦(いはゆる更科蕎麦)浅間蕎麦(浅間山麓一帯の田舎蕎麦)がうまいさうである...
種田山頭火 「旅日記」
...群衆(乃至集団)心理学の問題は更に...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...山の手の殊に堀近き処の往来には並木の用は更にない...
永井荷風 「日和下駄」
...「何のため? それは今更説明する迄もあるまい...
橋本五郎 「殺人迷路」
...更に失敗を重ねるというのでしょうか...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...叔母にこう仕向けられて見ると万更好い心地もしない...
二葉亭四迷 「浮雲」
...完全した上に更に蛇足(だそく)の画賛を添へるのが心得ぬ事である...
正岡子規 「病牀六尺」
...更にその重要な部分部分についての深め・解説として展開されている過程は...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私は何とか落付こうと努力したから猶更ね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...もの忘れよりも更に悪い病すなわち野心を...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...四更の頃となると...
吉川英治 「三国志」
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