例文・使い方一覧でみる「曳く」の意味


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...唯(たつた)一輛残つてゐた俥の持主は五年前に死んで曳く人なく...   唯一輛残つてゐた俥の持主は五年前に死んで曳く人なくの読み方
石川啄木 「赤痢」

...閉づれば長く曳く睫(まつげ)の影...   閉づれば長く曳く睫の影の読み方
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」

...よっちら/\曳く老車夫が多かった...   よっちら/\曳く老車夫が多かったの読み方
高浜虚子 「丸の内」

...諸人筋力を尽して之を曳くこと...   諸人筋力を尽して之を曳くことの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...しかく陳じて影長く曳く槍ふりて投げ飛ばし...   しかく陳じて影長く曳く槍ふりて投げ飛ばしの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...上着を曳くも效なけむ...   上着を曳くも效なけむの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...車臺の後にヘクト,ルの屍體曳くべく結び付け...   車臺の後にヘクト,ルの屍體曳くべく結び付けの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...それを曳くのは大きな鳶色の猛犬...   それを曳くのは大きな鳶色の猛犬の読み方
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」

...折々杖を曳くのである...   折々杖を曳くのであるの読み方
永井荷風 「放水路」

...曳く者も得意でいたところが...   曳く者も得意でいたところがの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...雲つねに山の巓を去らず韮崎や釜なし川の遙々にいづこぞ不盡の雲深み見えず祖母石(うばや)より對岸を望むいたくたつは何焚く煙ぞ釜なしの楊がうへに遠く棚曳く臺が原に入る白妙にかはらはゝこのさきつゞく釜無川に日は暮れむとす四日...   雲つねに山の巓を去らず韮崎や釜なし川の遙々にいづこぞ不盡の雲深み見えず祖母石より對岸を望むいたくたつは何焚く煙ぞ釜なしの楊がうへに遠く棚曳く臺が原に入る白妙にかはらはゝこのさきつゞく釜無川に日は暮れむとす四日の読み方
長塚節 「長塚節歌集 中」

...働きもするが鐵棒(かなぼう)も曳くと言つた――こればかりは六人の女のうちで...   働きもするが鐵棒も曳くと言つた――こればかりは六人の女のうちでの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...索(なわ)もて曳くがごとし...   索もて曳くがごとしの読み方
林不忘 「仇討たれ戯作」

...ふぐりは地に曳くようになるというが...   ふぐりは地に曳くようになるというがの読み方
久生十蘭 「玉取物語」

...二七 最も長き訴訟訴訟は時として随分長曳くもので...   二七 最も長き訴訟訴訟は時として随分長曳くものでの読み方
穂積陳重 「法窓夜話」

...オールが水を跳ねても水面に尾を曳く波紋から眼を放そうとしなかった...   オールが水を跳ねても水面に尾を曳く波紋から眼を放そうとしなかったの読み方
横光利一 「旅愁」

...そして裳(も)を曳く人の如く...   そして裳を曳く人の如くの読み方
吉川英治 「剣の四君子」

...新柳の美妓(びぎ)が扇なりに楚々(そそ)と裳(すそ)を曳く...   新柳の美妓が扇なりに楚々と裳を曳くの読み方
吉川英治 「松のや露八」

「曳く」の読みかた

「曳く」の書き方・書き順

いろんなフォントで「曳く」

「曳く」の英語の意味


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