...恩田さんの門から百メートルほど行った横丁へ曲がると...
江戸川乱歩 「おれは二十面相だ」
...手首の曲がる角度の変化の範囲はほぼ同じであるが...
寺田寅彦 「「手首」の問題」
...」そう言いながら脇道からひとつ曲がると...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「土色の顔」
...ハンターは山地に続くでこぼこした狭い小道へと折れ曲がる...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...隧道(すいどう)の角(かど)を曲がると...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...突当たりを左へ曲がると東側の部屋(へや)だと教わったとおり歩いて行くと...
夏目漱石 「三四郎」
...二三町来ると砂土原町(さどはらちょう)へ曲がるべき所を...
夏目漱石 「それから」
...「ここを曲がるかね」「何でも突き当りに寺の石段が見えるから...
夏目漱石 「二百十日」
...不憫や親のなき子は添竹のなき野末の菊の曲がるもくねるも無理ならず...
一葉 「暗夜」
...柏崎の松山の下を曲がる辺に...
柳田国男 「山の人生」
...おやじなどと申すと口が曲がるぞ」「でも...
吉川英治 「江戸三国志」
...鼻柱が曲がるほどであるが...
吉川英治 「折々の記」
...曲がるほど、南京街の裏は、穢(きたな)く、狭く、異臭が濃い...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...お酒のお代のほうは」「この先の寺の横丁を曲がると...
吉川英治 「三国志」
...大鳥居内(うち)の横大路を曲がるせつなに...
吉川英治 「私本太平記」
...急に海岸通りの方へ曲がる...
吉川英治 「随筆 新平家」
...折れる刀、曲がる刀、どんな鈍刀(なまくら)を作ろうと、わたしはわたしだ...
吉川英治 「山浦清麿」
...また石燈籠(いしどうろう)のそばへ顔を寄せているぞ」曲がるたびに...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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