...曲がりくねったガラスのくだが...
江戸川乱歩 「鉄人Q」
...きちょうめんにちゃんと曲がり角を曲がってあるくのと...
寺田寅彦 「LIBER STUDIORUM」
...角曲がり蹣跚として歩む牛...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...曲がりくねった階段を下り...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...彼等は政友會が曲がりなりにも政權に接近したるを得意の境遇なりと思へり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...人知れぬ曲がりくねった道程を取った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...錯雑し曲がりくねった巨大な一種の城砦(じょうさい)となしていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...曲がりくねった道を進むとき...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...本心を隠そうと決意したんじゃないのか? 嘘つきや根性曲がりや這いつくばっていた連中の下僕になることに同意したんじゃないのか? 連中の共謀者になるためには...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...背中なども永久に曲がりなりになつてしまひはせぬかと半ば氣づかひ...
堀辰雄 「四葉の苜蓿」
...下品なうなり声で唇が曲がり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...夕食までもうお邪魔しませんから」*曲がりくねった古い宮殿はとても興味をそそった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...凱旋(がいせん)の曲を奏(そう)しながらはいって行けるのだけれど」わたしたちが往来(おうらい)の曲がり角まで行くと...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...左に曲がりました...
宮沢賢治 「烏の北斗七星」
...坂道七曲がり八折れ下にホケキョの音がするこれは私がうたったもの...
村山俊太郎 「平泉紀行」
...曲がりくねった、狭い町、とんがった搏風(はふ)、けちな市場、大根、菜っ葉、葱がある...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...蔡福(さいふく)は大牢の路次を曲がりかけた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そして袋貼りやら仕立て物の手内職を探し、また、子供らの通学やら何やら、曲がりなりにも、馴れない土地での暮しの緒につき始めた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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