...青年紳士は廊下の曲がり角で...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...曲がりくねった長いサセックスの泥道を抜け...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「サセックスの吸血鬼」
...曲がりくねった小路が好きだったよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...曲がりくねった精神をもっていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼はポアンシュヴェル街の角まで行って左に曲がり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...大きな藪(やぶ)のように込み合って曲がりくねった数本の果樹...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その男は五十歳ばかりの老人で、鞣革(なめしがわ)の帽子をかぶり、灰色の粗末なラシャのズボンと背広とをつけ、その背広には赤いリボンの古く黄色くなってるのが縫いつけてあり、木靴(きぐつ)をはき、日に焼け、顔はほとんど黒く頭髪はほとんどまっ白で、額から頬(ほお)へかけて大きな傷痕(きずあと)があり、腰も背も曲がり、年齢よりはずっと老(ふ)けていて、手には耡(すき)か鎌(かま)かを持ち、ほとんど一日中そこにある多くの地面の一つをぶらついていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...狭くて不規則で曲がりくねって入り組んでる街路がみごとに選まれていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...錯雑し曲がりくねった巨大な一種の城砦(じょうさい)となしていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そちらに曲がり込まないでまっすぐに進んでいった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...まっくらな曲がり角(かど)もあり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...下品なうなり声で唇が曲がり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...すべては策略のためでやす」「先導しろ」二人は道を曲がり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...まるで鉛か銀のように和(やわ)らかく曲がり折れて...
夢野久作 「白髪小僧」
...幾曲がりした客殿の廊の奥深くまでくると...
吉川英治 「私本太平記」
...蔡福(さいふく)は大牢の路次を曲がりかけた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...曲がりかけていたお冠(かんむり)もやや直り...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ある場所で――残骸まみれの小路にあった急な曲がり角――地面にうっすらと跡がついているのを見た...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
便利!手書き漢字入力検索