...新時代の曙光...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...6この曙にめざめたる吾世の幸のたぐひなさ...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...渋柿)曙町より(二)先日は失礼...
寺田寅彦 「柿の種」
...はじめて今日の科学が曙光(しょこう)を現わしたと思われる...
寺田寅彦 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」
...其美貌を戀ひて「曙」の神女天上に奪ひ去り夫君と爲す...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...世の少女にして未だ小さく裸のままなる人生の曙(あけぼの)より...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...九谷焼の復活の曙光(しょこう)が見えて来たのである...
中谷宇吉郎 「九谷焼」
...三四郎はこれから曙町(あけぼのちょう)の原口の所へ行く...
夏目漱石 「三四郎」
...私は曙館の塀に身を潜めて妻と其の相手の現われるのを凝乎(じっと)待って居たのであります...
西尾正 「陳情書」
...「曙井戸(あけぼのゐど)の茶碗を隱して主人と一番番頭に自害をさせても何んにもしないと言ふ心算(つもり)か」と平次...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...曙染(あけぼのぞめ)の振袖を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...曙染めの小袖(こそで)の袂(たもと)に顔をおしあてて泣きだした...
久生十蘭 「鈴木主水」
...食事すむと牛巻の曙館てので古い「歌ふ弥次喜多」をやってるってんで...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...曙の瞼に青くちりばめられし宝玉の数々触れなむとせば...
牧野信一 「青白き公園」
......
山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...ピオの目的は、関東京坂の貴顕(きけん)の間にとり入って、徐々と曙光を見、晩年には実行の端緒にはいった...
吉川英治 「江戸三国志」
...昭和十七年(1942) 五十歳一月、長女曙美生る...
吉川英治 「年譜」
...ことに細かな雨のそゝぐ曙(あけぼの)など...
若山牧水 「樹木とその葉」
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