...加害者が非常に曖昧なこと...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...製品の原価は甚だ曖昧なものとなる...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...原文には曖昧なところが多い...
高田力 「ベーシック英語」
...ちょっと曖昧な感じだったので...
高見順 「如何なる星の下に」
...曖昧な概念が一つの合言葉として通用している内...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...ごくつまらない変化やごく曖昧な推移に...
戸坂潤 「友情に関係あるエッセイ」
...仕事に曖昧な影の多い彼...
豊島与志雄 「画舫」
...俺も曖昧な笑顔をしてやった...
豊島与志雄 「神棚」
...曖昧な返辞をしたが...
豊島与志雄 「好意」
...彼女の曖昧な言葉を種に...
豊島与志雄 「白蛾」
...いささかもそれには曖昧なところも...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「巴里の手紙」
...理窟の上より割り出だしたる語にあらねばその意義甚だ複雑にしてかつ曖昧なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...そして人間社会の歴史上最も曖昧な...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...我国の人口問題が長年包まれていた曖昧な点を明かにし...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...「然しそれは私を不愉快にする甚(はなは)だ曖昧な名称だ...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...曖昧な文だが、日本にも邪視を怖るる人あり、蛇に邪視ありと信じた証に立つ...
南方熊楠 「十二支考」
...曖昧な意味のはっきりしない言葉をつぶやくと...
「海流」
...いいところ、よくないところ、はっきりしているところ、曖昧なところ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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