...株価が暴落してからの急激な上昇を「暴戻」と呼ぶ...
...相場の動きが読めず、暴戻に翻弄された投資家が多い...
...この銘柄は暴落後に暴戻する可能性が高いと分析されている...
...暴落した株価があまりにも急激だったため、その後の暴戻も避けられなかった...
...相場の不安定さが続く中、暴戻の予兆が出ている銘柄に注目が集まっている...
...狂悖暴戻、余りに其家門の栄達を図るに急にして彼等が荘園を奪つて毫も意とせざりし、より大胆なるシーザーとしての入道相国を見たり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...動もすれば暴戻不義の挙を敢てしたりと雖も...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...もって暴戻(ぼうれい)なる外国S国軍の反撃に奮励していただきたい...
海野十三 「空襲警報」
...之れ牧民官として許す可らざる罪害ならずやまた曰く――嗚呼之れ何等の暴戻ぞや...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...店の紅殻色(べんがらいろ)の壁に天狗の面が暴戻(ぼうれい)な赤鼻を街上に突き出したところは...
寺田寅彦 「銀座アルプス」
... 450ラーオメドーン暴戻のあるじすべての給料を非法に奪ひ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...暴戻(ぼうれい)な征服者の掌中(しょうちゅう)にあることを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そういう暴戻(ぼうれい)な警告が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...諸国民や諸民族の親和にたいする敬虔(けいけん)な翹望(ぎょうぼう)――それをこれらの青年らは何たる盲目な暴戻(ぼうれい)さをもって冒涜(ぼうとく)してることだろう! われわれが征服したあの怪物を愛惜し...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...おのれの勇壮のうちに暴戻をも交じえる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...主義に反したる時宜と便宜との暴戻であって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...枝を折りすぎゆくものは羽搏けよ暴戻の水をかすめて羽搏けよ石をもつて喚び醒ます異象の秋に薄(せま)るもの獣を屠つてただ一撃の非情を生きよ……………………………きみの掌にすぎゆくものは沸々たる血を※きたまへふりかかる兇なる光暉の羽搏きに野生の花を飾るもの血肉を挙げあくまできみの非情を燃えよ……………………………歌声は嗄れた...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...暴戻(ぼうれい)な言葉をほとばしらせながら...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「予言者の家で」
...これを排斥するのは暴戻(ぼうれい)な君主と卑怯な人民ばかりなのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...暴戻恣...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...暴戻無慈悲なものであるから...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...イギリスが阿片戰爭の前後に取つた暴戻貪欲な資本主義的侵略に...
吉川英治 「折々の記」
...六波羅の暴戻(ぼうれい)にたいする怒りも...
吉川英治 「私本太平記」
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