...暴悪な犯罪者が逮捕された...
...彼女は学校で暴悪な態度をとっている...
...暴悪な政治家が権力を握ることが怖い...
...映画の中で暴悪な悪役が活躍していた...
...彼の暴悪な行動には、周りの人たちが驚いた...
...あとにはただ暴悪の跡ばかりが残っている...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...暴悪な憎悪の念が...
徳田秋声 「あらくれ」
...父なるものは暴悪無道(ぶだう)な鬼の様に思はれ...
永井荷風 「一月一日」
...目的を第一とした暴悪な行動は手段の如何を問はしめない...
永井荷風 「海洋の旅」
...維新後零落した旗本の家庭、親の為めに身を売る娘、新しい法律を楯にして悪事を働く代言人、暴悪な高利貸、傲慢な官吏、淫鄙な権妻(ごんさい)、狡獪(かうくわい)な髪結(かみゆひ)等いづれも生々(いきいき)とした新しい興味を以て写し出されてゐる...
永井荷風 「虫干」
...暴悪の徒を蓄えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...不正も暴悪もあろうはずはないと思わせたのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...兎が矢に中(あた)ったように暴悪だと答う...
南方熊楠 「十二支考」
...この三の暴悪相があるからだと教え食(じき)を受けて去った...
南方熊楠 「十二支考」
...どう?」「かくまでの師直の暴悪を...
吉川英治 「私本太平記」
...この暴悪なともがらの暴行に...
吉川英治 「神州天馬侠」
...天蔵の暴悪を怨んで訴えた...
吉川英治 「新書太閤記」
...暴悪な狂兵と戦いつくして...
吉川英治 「新書太閤記」
...暴悪な平氏を一挙に...
吉川英治 「親鸞」
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