例文・使い方一覧でみる「暫くして」の意味


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...やや暫くして王は左右を顧みて...   やや暫くして王は左右を顧みての読み方
蒲松齢 田中貢太郎訳 「蓮花公主」

...再び歩き出して暫くしてから彼は川部に云った...   再び歩き出して暫くしてから彼は川部に云ったの読み方
豊島与志雄 「生あらば」

...暫くして路がだんだん淋しくなり...   暫くして路がだんだん淋しくなりの読み方
中勘助 「銀の匙」

...暫くして宿へついた...   暫くして宿へついたの読み方
中勘助 「銀の匙」

...一方は海の波の音ばかり――暫くして...   一方は海の波の音ばかり――暫くしての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...格子から入って暫くして出て来ました...   格子から入って暫くして出て来ましたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...暫くして元の処へ下りる...   暫くして元の処へ下りるの読み方
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」

...さっき電話をかけたから」暫くして...   さっき電話をかけたから」暫くしての読み方
宮本百合子 「刻々」

...それから暫くして聴取書がこしらえられはじめ...   それから暫くして聴取書がこしらえられはじめの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...「暫くして嚢中の尽きたじぶんになつて...   「暫くして嚢中の尽きたじぶんになつての読み方
三好達治 「オルゴール」

...暫くして僕は鼻を衝(つ)くような狭い部屋に案内せられる...   暫くして僕は鼻を衝くような狭い部屋に案内せられるの読み方
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」

...暫くして忠之は、家老の家には什寶(じふはう)がなくてはならぬと云つて、家康が關が原の役に父長政に與へた具足を十太夫に遺(おく)つた...   暫くして忠之は、家老の家には什寶がなくてはならぬと云つて、家康が關が原の役に父長政に與へた具足を十太夫に遺つたの読み方
森鴎外 「栗山大膳」

...暫くしてフランツは何か思い付いたというような風で...   暫くしてフランツは何か思い付いたというような風での読み方
森鴎外 「木精」

...」暫くして又云つた...   」暫くして又云つたの読み方
森鴎外 「花子」

...暫くしてそっと起き...   暫くしてそっと起きの読み方
山本周五郎 「寒橋」

...おもんは暫くしてふっと眼をあき...   おもんは暫くしてふっと眼をあきの読み方
山本周五郎 「柳橋物語」

...」と暫くして妻はいった...   」と暫くして妻はいったの読み方
横光利一 「花園の思想」

...そして暫くしてからまた矢代に...   そして暫くしてからまた矢代にの読み方
横光利一 「旅愁」

「暫くして」の書き方・書き順

いろんなフォントで「暫くして」


ランダム例文:
関の山   上陸する   過熱  

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