...暢気(のんき)な身上なのだ...
石川啄木 「鳥影」
...」「静岡は暢気(のんき)でしょう...
泉鏡花 「婦系図」
...こんな処で暢気(のんき)に生活しようとする哲人が農家に尠ないものと見える...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...暢気(のんき)な彼はもうすぐ夢にしてしまって...
田中貢太郎 「岐阜提燈」
...仏蘭西(フランス)大使のように流暢なふらんす語だった...
谷譲次 「踊る地平線」
...世界への自分の関係が暢(の)びのびしたひろがりであることを生きた意味として理解できないからである...
中井正一 「美学入門」
...読み方が流暢(りゅうちょう)なものですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...百年も昔の人に生れたような暢気(のんびり)した心持がしました...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...流暢(りゅうちょう)なフランス語で原書の講義をやっていた外人教師が...
野村胡堂 「胡堂百話」
...そんな暢気(のんき)な話じゃねえ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...I am sorry. My Emperor of China と流暢にはじめた...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
...ジロウ――お前のことは予々(かね/″\)お前の兄から……」フロラは流暢な自国の言葉で...
牧野信一 「ガール・シヤイ挿話」
...悠暢なものではありません...
宮本百合子 「幸福のために」
...ひどく暢(のん)びりと歩いているのである...
山本周五郎 「青べか物語」
...――へえ暢気(のんき)なものねあんたたち」光子は坐り直した...
山本周五郎 「季節のない街」
...朝からの湯けむりも暢(の)びやかだった...
吉川英治 「私本太平記」
...暢気(のんき)すぎて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...豊田を通ってゆく旅人が――豊田は何と暢(の)んびりしておるわい...
吉川英治 「平の将門」
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