...詩を暗誦することで、いい発音ができるようになります...
...彼は英単語を暗誦することで、語彙力を増やした...
...新しいスピーチを暗誦するのは大変だけど、実力が上がるから頑張る...
...暗誦ばかりしても、実際に会話することができない...
...学生たちはひたすら暗誦に明け暮れた...
...忽ちその先を暗誦したさうである...
芥川龍之介 「人及び芸術家としての薄田泣菫氏」
...自分が面白く感じた数十首をことごとく記臆していてこれを暗誦したのには...
伊藤左千夫 「正岡子規君」
...講義筆記をメカに暗誦して漸(やつ)と卒業証書を握つたのを鬼の首でも取つたやうに喜んで...
内田魯庵 「犬物語」
...「わたしの心はこの胡椒(こしょう)……噛(か)みくだいて粉にしてかおりを見て下さるなら……」というようなキザな文句が若い女に喜ばれて暗誦(あんしょう)されたもんだ...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...暗誦(あんしょう)でもする様な...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...○そのころの學生の習性でたゞ棒讀みに暗誦してゐた修身書の言葉を...
竹久夢二 「砂がき」
...口のうちで暗誦しているのであるらしいことは察しられたが...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...一通りの定まった版行(はんこう)で押した項目だけを暗誦的に説明してしまえばそれでもうおしまいで先様御代りである...
寺田寅彦 「科学上における権威の価値と弊害」
...ローマ時代には学問奴隷があったように(或る奴隷はホメロスを暗誦させられ他の奴隷はヴェルギリウスに任命される...
戸坂潤 「科学論」
...その言葉をすっかり暗誦(あんしょう)してることさえある...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ノートでも暗誦するやうな口調で言つた...
中村地平 「悪夢」
...其土人ノ教育、早歳ニ在テハ固ヨリ高上ノ學問ニ非ズシテ、唯記性ノ好キト、暗誦、復讀等ノ事ニ止ルト雖ドモ、其進歩甚ダ速カナリ...
西周 「學問ハ淵源ヲ深クスルニ在ルノ論」
...低い声で暗誦をはじめた...
久生十蘭 「母子像」
...あちらこちらからさゝやきの声やノートをめくる音や暗誦の呟きがおこつてゐたが...
牧野信一 「奇友往来」
...説明書を見て二三回控室で暗誦したのみで...
牧野信一 「サクラの花びら」
...ジョンソンわれ能くデンマーク語でホレボウの『氷州(アイスランド)博物誌』の一章を暗誦(あんしょう)すと誇るので試(やら)せて見ると...
南方熊楠 「十二支考」
...その祖母なる人はものの記憶よかりし人にて「八犬傳」など芳柳閣の邊迄暗誦(そら)んじ居て...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...口のうちで幾たびも暗誦し...
吉川英治 「宮本武蔵」
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