...暗夜には散歩しない方がいいですよ...
...暗夜の中で獣たちは獲物を求めてうろついていた...
...暗夜には安全に自転車を運転するために、ライトを点けなければいけません...
...暗夜の中で急に車が現れたので、びっくりしてしまいました...
...暗夜が続くと気分が落ち込んでしまうので、明るい場所で過ごすように心がけています...
...暗夜(やみよ)を宮歳と二人で来た...
泉鏡花 「浮舟」
...如法(にょほう)たいてい暗夜(やみ)じゃに因って...
泉鏡花 「海神別荘」
...四角に暗夜(やみ)を抽(ぬ)いた...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...短劍を持つて渠を暗夜の途に要したのが評判になつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...到底筆紙に書きあらわせない暗夜海上の大惨劇であった...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...暗夜(あんや)にその玉の入りたる箱の内ばかり白きやうに見えなば金五十両にもとむべし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...悠々とまた濃霧と暗夜のうちに姿を消す...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...小児に対しては暗夜の終滅に...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...深くよどんでる暗夜におおわれている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...瞳孔(どうこう)は暗夜のうちに拡大してついにはそこに明るみを見いだすに至るものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...食料とともに暗夜を利用して密かにマヘボ付近に在る一大岩窟のなかに運び入れた...
中村地平 「霧の蕃社」
...大正十年新年号に志賀直哉氏の一大長篇「暗夜行路」出ずるに及んで異常の衝撃を与えた...
山本実彦 「十五年」
...折からの暗夜(やみよ)に紛(まぎ)れて...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...屍体解剖室内の暗夜の状態を...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...暗夜を行くのと変りはない...
吉川英治 「私本太平記」
...――合戦のあるたびに、戦場のあとから谷やら峰道を、暗夜、命がけで嗅(か)ぎあるいて、死者の持物やら小袖などを剥(は)ぎ取ることが半公然とおこなわれていた...
吉川英治 「私本太平記」
...吉野の行宮(あんぐう)は暗夜にともし灯を失った思いでございましょう...
吉川英治 「私本太平記」
...逃げ落ちた暗夜の山中から望みながら...
吉川英治 「新書太閤記」
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