...暑熱でバテる: I'm exhausted from the heat....
...暑熱の中を歩く: to walk in the heat....
...暑熱に耐える: to endure the heat....
...暑熱を逃れる: to escape the heat....
...暑熱対策をする: to take measures against the heat....
...南方のきびしい暑熱を避けるために入港して来た...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...同夜は暑熱のはなはだしきにもかかわらず...
井上円了 「おばけの正体」
...人語を吹き飛ばして少しも暑熱(しょねつ)を感じささないのであるが...
高浜虚子 「別府温泉」
...盆地特有の猛烈の暑熱が...
太宰治 「美少女」
...暑熱は極点に達した...
太宰治 「美少女」
...茹(うだ)るような暑熱であった...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...暑熱(しょねつ)のてりかえす道を...
壺井栄 「二十四の瞳」
...暑熱(あつさ)が加わって来ると...
徳田秋声 「黴」
...だが、何うしていいか、ただ、己を苦しめて修練に修練を重ね、極度に、精神力を発揮することだけしか修業して来なかった兵道家にとって、談笑の中に、数町を距てて音信を通じ、器物によって、真正のままの肖像を写す不思議を見ては、三十年、四十年の長年月、暑熱に耐え、厳寒と闘って修業して来たことを、根底から、覆(くつがえ)されているとしか思えなかった...
直木三十五 「南国太平記」
...真昼の暑熱が漸く鈍い渾然さをみせた夕刻の空気の中を...
中原中也 「医者と赤ン坊」
...六十年ぶりだといふ暑熱に...
長谷川時雨 「夏の夜」
...また夏のあいだチャールストンの塵埃(じんあい)と暑熱とをのがれて来る人々の住むみすぼらしい木造の家が何軒かあって...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...ヘルメット白服の通行人が暑熱に喘いでいるのが...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...暑熱甲冑を焦(や)く日ともなれば...
吉川英治 「三国志」
...陽(ひ)は、午(ひる)に近く、今日あたりから梅雨明(つゆあ)けの空とも見える中天に、急激な暑熱と、強度な夏の色をもって、かんかんと地上を照りつけていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかしその後行軍は暑熱と疫病とで困難を極めた...
和辻哲郎 「鎖国」
...暑熱の頃になって彼はロレンソを飯盛城に派遣した...
和辻哲郎 「鎖国」
...この暑熱の頃は一五六三年の夏を指すと見るほかはない...
和辻哲郎 「鎖国」
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