...暑気払いをしましょう...
...暑気がきつくて、何もしたくない...
...暑気で具合が悪くなったので、涼しい場所に移動しました...
...暑気を払うために、ビールを飲みます...
...暑気が続いていると、熱中症になる可能性があるので注意しましょう...
...両親のどちらもこの暑気にあたつてゐて一所に来られなかつた由を述るのだつた...
犬養健 「愚かな父」
...炎天の長途を歩いて来たわれわれ子供たちのために暑気払いの清涼剤を振舞ってくれたのである...
寺田寅彦 「さまよえるユダヤ人の手記より」
...暑気が激しいし、会社に一寸ごたごたが起るし、子供が病気をするし、いろんなことで頭が一杯でした...
豊島与志雄 「香奠」
...わたしは暑気にあてられて十日ほど寝る...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...暑気少しく忍易し...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...ひどい暑気の折柄...
久生十蘭 「悪の花束」
...覚悟していて下さい」西貝は酒と暑気で真っ赤になった顔を...
久生十蘭 「金狼」
...印度洋の暑気にやられて譫妄(せんもう)状態に陥り...
久生十蘭 「湖畔」
...思いがけない暑気に襲われた...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...暑気が強くなった...
久生十蘭 「ひどい煙」
...慌(あわただ)しく押しよせる真夏の暑気に近くなった...
本庄陸男 「石狩川」
...立秋(八月八日頃)後半月位は暑気強くして秋の感起らず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...「その二三日来特に暑気甚しく」というようなところに父だけおいて皆は避暑に行っている留守の家の気配や父親としての追懐が滲み出ていた...
「おもかげ」
...なかなか暑気が厳しいがいかがですか...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...みんな暑気がこたえるらしいわ今年は...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「これはなんだ」「暑気ばらいです...
山本周五郎 「新潮記」
...キヤラバンの疾風(はやて)に眠る塩の山ほとんど草木さえ植える事の不可能な土地、――水なく、暑気激しく、熱風吹き暴れるこのような土地でなければ生活出来ぬ人種もあるのだ...
横光利一 「欧洲紀行」
...屋上の日光が私達に暑気を感ぜしめた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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