...暑気払いをしましょう...
...暑気がきつくて、何もしたくない...
...暑気で具合が悪くなったので、涼しい場所に移動しました...
...暑気を払うために、ビールを飲みます...
...暑気が続いていると、熱中症になる可能性があるので注意しましょう...
...蒸し蒸しする薄暮の暑気に交つて流れてくる中に...
飯田蛇笏 「薄暮の貌」
...夏の最中(もなか)にも劣らぬ暑気で...
石川啄木 「天鵞絨」
...しかし暑気は幾分和いだようである...
外村繁 「日を愛しむ」
...それはマルセイユで初めて作られたものでカヌズーという名前のものであるが、その名は、キャンズ・ウー(八月十五日)という語をカヌビエール地方でなまってできたもので、上天気、暑気、正午、などの意味を有するのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...俄(には)かに暑気つよく成し八月の中旬(なかば)より狂乱いたく募りて人をも物をも見分ちがたく...
樋口一葉 「うつせみ」
...印度洋の暑気にやられて譫妄(せんもう)状態に陥り...
久生十蘭 「湖畔」
...シュラー氏は暑気あたりでもしたのか...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...東京の暑気に堪へぬ高村光太郎君が夏中好んで滞在してゐた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...慌(あわただ)しく押しよせる真夏の暑気に近くなった...
本庄陸男 「石狩川」
...二階の小座敷で暑気払いのなおしをチビリチビリと傾けていた...
正岡容 「小説 圓朝」
...立秋(八月八日頃)後半月位は暑気強くして秋の感起らず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...皆暑気当りの気味ですね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「これはなんだ」「暑気ばらいです...
山本周五郎 「新潮記」
...然るに追い追い暑気に向って肝腎の魚類は続々たおれる...
山本笑月 「明治世相百話」
...暑気俄(にはか)に加はり...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...今朝からの暑気に...
吉川英治 「新書太閤記」
...「これで暑気も一掃した」などと未だ杯をめぐらして飲んでいたのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...この夏の暑気(しょき)あたりで...
吉川英治 「新・水滸伝」
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