...暑気払いをしましょう...
...暑気がきつくて、何もしたくない...
...暑気で具合が悪くなったので、涼しい場所に移動しました...
...暑気を払うために、ビールを飲みます...
...暑気が続いていると、熱中症になる可能性があるので注意しましょう...
...四六時中に熱帯の暑気と初冬の霜を見ることでありますれば...
内村鑑三 「デンマルク国の話」
...この暑気ではな……ごようすはいかがでござるな? どんなごあんばいで?」「病はさしたることもありませんが...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...土用太郎(どようたろう)は涼しい彼の家でも九十一度と云う未曾有の暑気であった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...しかし暑気は幾分和いだようである...
外村繁 「日を愛しむ」
...初めての夏の暑気に多少弱っているらしいが...
豊島与志雄 「猫性」
...それはマルセイユで初めて作られたものでカヌズーという名前のものであるが、その名は、キャンズ・ウー(八月十五日)という語をカヌビエール地方でなまってできたもので、上天気、暑気、正午、などの意味を有するのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...雲重く暑気甚し...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...新聞紙の報道によれば昨今の暑気華氏九十三四度に上るといふ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...この日、桃の葉でたてた風呂へ入ると、暑気をはらい、汗疹(あせも)をとめるといって、江戸じゅうの銭湯で桃葉湯(もものはゆ)をたてる...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...思いがけない暑気に襲われた...
久生十蘭 「藤九郎の島」
...けだるい暑気がおとずれた...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...暑気払ひと称して...
正岡容 「吉原百人斬」
...後には三伏の暑気灼くが如き中に(風又は水等のために)特に涼しく感ずるの意に変じたるなり...
正岡子規 「すゞし」
...夏は何しろひどい暑気だったので心臓が苦しくおなりになったそうですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...暑気で体から何かがしぼりとられたようなお顔の色でした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...キヤラバンの疾風(はやて)に眠る塩の山ほとんど草木さえ植える事の不可能な土地、――水なく、暑気激しく、熱風吹き暴れるこのような土地でなければ生活出来ぬ人種もあるのだ...
横光利一 「欧洲紀行」
...屋上の日光が私達に暑気を感ぜしめた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...今朝からの暑気に...
吉川英治 「新書太閤記」
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