...無智者によりて罵られ...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...雲のごとき智者と賢者と聖者と神人とを産み出した歴史のまっただ中に...
有島武郎 「二つの道」
...しかし智者には必要はないと申します...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...寒山が『智者君抛レ我...
大町桂月 「十和田湖」
...彼は山を樂むの仁者たるよりは水を樂むの智者たるを喜べり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...「自由なる人(智者達人)は死を思ふこと何事よりも稀れである...
波多野精一 「時と永遠」
...これにしたがうこそ智者の策なれ...
福沢諭吉 「徳育如何」
...あの聖僧(どるいど)は限りない智者である...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「ウスナの家」
...また件(くだん)の説はインド説か支那説かまた智者自身の手製か否かをも知らぬ...
南方熊楠 「十二支考」
...これも智者の交(まじはり)である...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...智者横井は知行二百石足らずの家とは云ひながら...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...己(おのれ)は智者を以て自ら居るわけではないが...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...武田家一番の智者であったように伝えられていますが...
柳田國男 「日本の伝説」
...敵の陣から生捕ってくる智者はないか」と...
吉川英治 「三国志」
...如何なものでしょう」「なぜそちはよろこばんか」「でも、孔明は智者です...
吉川英治 「三国志」
...導く智者に会いません...
吉川英治 「新書太閤記」
...智者(ちしゃ)・無智者(むちしゃ)寂(じゃく)として弾音(たまおと)一つしない...
吉川英治 「新書太閤記」
...知性に疲れた智者の破綻(はたん)じゃ...
吉川英治 「新書太閤記」
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