...採光は自然の晴曇明暗に絶對的支配權を與へぬ範圍に於いて明るい方を好み...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...しぐるゝ朝湯もらうて別れる(源三郎居)・ふる郷の言葉となつた街にきた・ふる郷ちかい空から煤ふる十一月廿一日晴曇定めなくて時雨...
種田山頭火 「行乞記」
...二月廿六日晴曇定めなくして雪ふる...
種田山頭火 「行乞記」
...――失職コツクと枯草に寝ころんで語つた!三月八日晴曇...
種田山頭火 「行乞記」
...その一つは赤いべゞ着せられてゐる改訂再録・とかくして秋雨となつた鶏頭の赤さ並んでゐる・咲いて萩の一枝に風があるけふからお祭の朝の道みんなで掃く(改)・芋の葉でつゝんでくれた小鮒おいしい九月十二日晴曇不定...
種田山頭火 「行乞記」
...手土産は米だつたか朝から雪の掃いてある墓場まで樹明君に月かげまつすぐに別れよう・地べた月かげあたゝかう木かげ二月九日晴曇さだめなし...
種田山頭火 「其中日記」
...……物そのもの八月三十一日晴曇...
種田山頭火 「其中日記」
...四月四日晴曇不明!昨夜の延長...
種田山頭火 「其中日記」
...梅雨らしく晴曇さだまらず...
種田山頭火 「其中日記」
...九月二日――九月十日晴曇...
種田山頭火 「其中日記」
...十二月廿八日晴曇定めなし...
種田山頭火 「其中日記」
...三月十九日晴曇、小雪...
種田山頭火 「其中日記」
...五月廿八日晴曇...
種田山頭火 「其中日記」
...八月廿三日晴曇...
種田山頭火 「其中日記」
...九月十日晴曇、時々雨、晴...
種田山頭火 「其中日記」
...人間臭四月十五日晴曇不明...
種田山頭火 「道中記」
...強いて云えば天気の晴曇や日常の支障というような偶然の出来事のために一日早く見付けるかどうかという事が問題になるだけであろう...
寺田寅彦 「小さな出来事」
...晴曇雨が交々(こもごも)来るところで...
林芙美子 「浮雲」
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