...まづ古今雅俗の普通語とおもふかぎりを採收分類して...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...一般の普通語の国際的な解決を俟つのでなければ地に就いたものになれないに決っているが...
戸坂潤 「思想としての文学」
...いつの間にか専門的ではあるが併し一種の普通語と同じ言語意識機能を帯びて来るからであって...
戸坂潤 「思想としての文学」
...これは生徒に「普通語」を話さす爲めであるとのこと...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...余の郷里(伊予)なぞにては余の幼き頃までなほ「オヌシ」または「ソチ」などいふ二人称が普通語に残つて居つた...
正岡子規 「病牀六尺」
...假名遣を一般に普通語に用ゐるのは不可能である...
森鴎外 「假名遣意見」
...今なお是が普通語の中に保存せられて...
柳田国男 「海上の道」
...コモン(普通語)の教育はしなくてもよいといった感じまで見受けられた...
柳田国男 「故郷七十年」
...しこうしてソリは東京に遠くない山村に今も行われる普通語で焼畑を意味する...
柳田國男 「地名の研究」
...普通語(ヤマトグチ)を励行させるために...
山之口貘 「初恋のやり直し」
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