...○其の手紙は候文と普通文とを捏(こ)ね交ぜたやうな文體で先づ自分が「憐れなる片田舍の小學教師」であるといふ事から書き起してあつた...
石川啄木 「歌のいろ/\」
...普通文明国互い互いの間の国際的競争...
大隈重信 「東亜の平和を論ず」
...渋柿)四 連句の心理と夢の心理連句の付け合いに関する心理的過程には普通文学における創作心理に比べてよほど特異なものがあるであろう...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...普通文学に於て世界観と創作方法とを一応区別している...
戸坂潤 「思想としての文学」
...だから普通文化的な(ファナティックや病的なものや原始的なものは別として)宗教意識と考えられているものは...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...その頃は普通文官試験の受験準備中であった...
中村地平 「霧の蕃社」
...普通文士の格を離れて...
夏目漱石 「文芸委員は何をするか」
...けだし普通文学者は辛苦の処を察せず...
正岡子規 「俳諧大要」
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