...普通名詞として燕(つばくろ)のやうな紺の法被を着た大工を呼ぶなどは...
薄田泣菫 「茶話」
...用いられし普通名詞は...
高木敏雄 「比較神話学」
...わざと先輩という失礼な普通名詞を使用するのである...
太宰治 「帰去来」
...大阪の家庭で末の娘を呼ぶのに用いる普通名詞であるが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...関を守る人という意味の特別普通名詞であるに相違ない...
中里介山 「大菩薩峠」
...」「英雄(エイユウ)と称(い)ふ普通名詞があるんで弱る...
牧野信一 「父を売る子」
...普通名詞としては無論面白からず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...すなわち最初普通名詞として無邪気に用いていたのが...
柳田國男 「地名の研究」
...今日縄手という普通名詞なども...
柳田國男 「地名の研究」
...この新語の中にもいわゆる普通名詞と固有名詞等があり...
柳田國男 「地名の研究」
...クテを普通名詞にも固有名詞にも用いている人々は...
柳田國男 「地名の研究」
...こういう場所を意味した普通名詞なることが知れるのである...
柳田國男 「地名の研究」
...(ト)町方・在方(ざいかた)普通名詞としても用いられておる...
柳田國男 「地名の研究」
...コウゲという語はまた普通名詞としても行われている...
柳田國男 「地名の研究」
...普通名詞としては今もなお現存するのである...
柳田國男 「地名の研究」
...ハッケまたはハケは東国一般に岡の端の部分を表示する普通名詞である...
柳田國男 「地名の研究」
...普通名詞としても生きている...
柳田国男 「峠に関する二、三の考察」
...「議會」は一般的な普通名詞となるわけである...
山浦貫一 「新憲法の解説」
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