例文・使い方一覧でみる「晦」の意味


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...かつて木部孤に嫁(か)してほどもなく姿を(くら)ましたる莫連(ばくれん)女某が一等船客として乗り込みいたるをそそのかし...   かつて木部孤に嫁してほどもなく姿を晦ましたる莫連女某が一等船客として乗り込みいたるをそそのかしの読み方
有島武郎 「或る女」

...折りから夕靄を利用して首尾よく英国艦隊の眼はまし得たが...   折りから夕靄を利用して首尾よく英国艦隊の眼は晦まし得たがの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...天地冥といった趣きで...   天地晦冥といった趣きでの読み方
豊島与志雄 「波多野邸」

...大日(おおみそか)の晩である...   大晦日の晩であるの読み方
中谷宇吉郎 「ウィネッカの冬」

...の最終の瞬間と...   晦の最終の瞬間との読み方
中谷宇吉郎 「古代東洋への郷愁」

...大日(おおみそか)であった...   大晦日であったの読み方
葉山嘉樹 「海に生くる人々」

...大日に扇子を書かされたとて...   大晦日に扇子を書かされたとての読み方
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」

...大日の午近くなってもまだ出ないとなると皆妙に不安である...   大晦日の午近くなってもまだ出ないとなると皆妙に不安であるの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...大日の晩に、その年の最後の頁を終ると、自分は覚えてゐる、母は、可成り仰山に感慨を含めた動作でパタリと日頃とは稍違ふ音をたてゝ閉ぢ、箪笥のやうな開きのついた黒い文庫の錠をあけて、厳かにこれを収めた...   大晦日の晩に、その年の最後の頁を終ると、自分は覚えてゐる、母は、可成り仰山に感慨を含めた動作でパタリと日頃とは稍違ふ音をたてゝ閉ぢ、箪笥のやうな開きのついた黒い文庫の錠をあけて、厳かにこれを収めたの読み方
牧野信一 「冬の風鈴」

...家臣たちが亡命して身を(くら)ますために元の姓を秘してその土地の名をとり三木と称したのに始まると伝えられている...   家臣たちが亡命して身を晦ますために元の姓を秘してその土地の名をとり三木と称したのに始まると伝えられているの読み方
三木清 「読書遍歴」

...二十八日には色々世帯じみた必要事について寿江子が伺ってきたので私にとっては一層よい年末の贈物で大日や三※日は全くのんびり致しました...   二十八日には色々世帯じみた必要事について寿江子が伺ってきたので私にとっては一層よい年末の贈物で大晦日や三※日は全くのんびり致しましたの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...仲井さんほどの人がこんな所に埋もれている法はないどうして貴方はこんなふうに韜(とうかい)しているのであるか...   仲井さんほどの人がこんな所に埋もれている法はないどうして貴方はこんなふうに韜晦しているのであるかの読み方
山本周五郎 「陽気な客」

...あるいは渋(かいじゅう)になるようでは...   あるいは晦渋になるようではの読み方
与謝野晶子 「教育の民主主義化を要求す」

...夕陽に光る槍ばかりが――(くら)いなかにキラキラしている...   夕陽に光る槍ばかりが――晦いなかにキラキラしているの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...その思考をみずから(くら)くすることはできない...   その思考をみずから晦くすることはできないの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...大日(おおつごもり)のつかれを見せて...   大晦日のつかれを見せての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...さて愈約束の日になると武蔵は行方を(くら)まして逃亡してしまった...   さて愈約束の日になると武蔵は行方を晦まして逃亡してしまったの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

...ちょうど大日(おおつごもり)の真夜中...   ちょうど大晦日の真夜中の読み方
吉川英治 「源頼朝」

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