...(四年秋)三 去年の日記から1晝寢から醒めて寂しい...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...さうしてそれらのすべては晝夜角袖が尾行した...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...晝間(ひるま)の通學生(つうがくせい)は歸(かへ)つて了(しま)ひ...
泉鏡花 「怪談女の輪」
...「もう、もう」と、――さうだ! 蒸し暑く息づまつた空氣の底から、何かの恨みか不滿足かを訴へる沈鐘の響きのやうに、お鳥のいはゆる「水牛」の聲が響いて來るのだ――云ひかへれば、義雄自身のまだこれでは不滿足な戀の恨みがその息ぐるしさを訴へるやうに! けれども、その聲は一匹や二匹のことでないから、朝も晝も、晩も夜中も、つづけざまだ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...晝を過ぎても音沙汰がないから」と...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...お靜さんは晝からズーツと此處へ來るまであつしと話して居たんですぜ」八五郎は少しムツとした樣子です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...朝行つて晝過ぎに行つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...眞晝の横山町だ、逃げ了(をは)せるわけはない」「御用ツ」八五郎の蠻聲が、逃げて行く幸七とその女房のお角の後を追ひます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...晝少し過ぎに大川橋から漕ぎ上つた船が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...念入りに訊き出してくれ」「親分は?」「家で晝寢でもして居るよ」平次と八五郎は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...膝も崩さずに晝の着物のまゝで死んで居る...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...曲りくねつてもう二三度道を訊いてゐるうちに請合(うけあひ)晝頃になる」「呆(あき)れた野郎だ――おや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...創作後一時間乃至一晝夜である...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...またお晝から夕方までいたしました...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...晝日中(ひなか)でも...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...六の四朝、會社に行く時と、夕方會社から歸る時と、大概毎日出あふ日華洋行の娘の事も忘れなかつたが、晝は仕立物をし、夜は謠の稽古に行くといふ教會の眞向の家の娘も、三田の好奇心を離れなくなつた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
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若山牧水 「樹木とその葉」
...十首見ては一服と煙草ばかり吸つていつの間にか晝近くなつてゐたところへ...
若山牧水 「樹木とその葉」
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