...其光りで下を見ると梯子段(はしごだん)の下は一パイの捕手で槍の穂先は晃(ぴ)か/\と丸で篠薄(しのすすき)です...
楢崎龍、川田雪山 「千里駒後日譚」
...最近鴨下晃湖(かもしたこうこ)画伯も「落語三人男」と題してほぼ私と同様の意見で文楽...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...保晃は半井瑞策に『医心方』一巻を借りて写した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...『晃(あきら)兄(にい)さん...
與謝野寛 「蓬生」
...徐晃やある」と呼ばわった...
吉川英治 「三国志」
...徐晃(じょこう)...
吉川英治 「三国志」
...徐晃は、後詰の張遼、許と合流して、悠々、官渡の下流をこえて陣地へ帰ったが、曹操が功をたたえると、「いやご過賞です...
吉川英治 「三国志」
...「すわ!」と、彼と共に、不寝(ねず)の番をしていた徐晃(じょこう)、張遼(ちょうりょう)の二将が、すぐ本陣から様子を見に駆けだしてみると、呉の船団が、突忽(とっこつ)と、夜靄を破って現れ、今し水寨へ迫ってきた――とのことに、張遼、徐晃は驚いて、「呉軍の夜襲です」と、あわただしく曹操へ知らせた...
吉川英治 「三国志」
...張遼(ちょうりょう)か徐晃か...
吉川英治 「三国志」
...ご麾下(きか)の徐晃(じょこう)です...
吉川英治 「三国志」
...「おうっ、徐晃か」曹操は、大息をついて、ほっとした顔をしたが、「張遼が苦戦であろう...
吉川英治 「三国志」
...「敵か」と、徐晃、張遼などが、ふたたび苦戦を覚悟して物見させると、それはもと、袁紹(えんしょう)の部下で、後、曹操に降り、久しく北国の一地方に屈踞(くっきょ)していた馬延(ばえん)と張(ちょうぎ)のふたりだった...
吉川英治 「三国志」
...これなん徐晃(じょこう)の放った矢であった...
吉川英治 「三国志」
...徐晃は急に引っ返し...
吉川英治 「三国志」
...徐晃はようやく危地を切り抜け...
吉川英治 「三国志」
...わが年来の晃刀(こうとう)に汚さねばならぬか――と...
吉川英治 「三国志」
...しかも大将徐晃はただ一と矢に射止めた...
吉川英治 「三国志」
...文晃は、武蔵の図へ対(むか)って、つくづく眺め入っていたが、やがて、折角の御命ではござるなれど、この図は画法をもって描(か)いたのではなく、心魂をもって描いたものと覚えます...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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