...晃乎(きらり)と胸(むね)に架(か)けた...
泉鏡太郎 「艶書」
...明(めい)晃々(こうこう)たる淡路流の短い穂先...
中里介山 「大菩薩峠」
...望月晃は斯う始めました...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...その家の古びた客間へスカンジナヴィア文学の翻訳家である宮原晃一郎さんが訪ねて来られた...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第二巻)」
...保晃は江戸において瑞策に師事した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...満寵は徐晃を救いだして...
吉川英治 「三国志」
...いかに徐晃を優遇したかいうまでもなかろう...
吉川英治 「三国志」
...いまは敵せずと思ったか、さしもの徐晃も、斧を敵へなげうって、乱軍のうちへ逃げこんでしまった...
吉川英治 「三国志」
...徐晃が得意の得物といえば...
吉川英治 「三国志」
...曹洪は若手だからぜひもないが、徐晃もおりながら、何たる不覚か」叱られて、徐晃は、ついこう自己弁護してしまった...
吉川英治 「三国志」
...――合戦の初めに、馬超の軍勢は、潼関(どうかん)に拠(よ)っていましたから、渭水(いすい)の北は遮断された形でした」「ムム」「で当然、河の東を攻めて、お進みかと思いのほか、さはなくて、いたずらに野陣の危険にさらされたり、後また北岸に陣屋を作り、いつになく、戦法に惑いがあるように見えましたが……」「それは、難きを攻めず、易(やす)きを衝(つ)く、兵法の当然を行ったまでだ」「それなら分りますが、今度はその反対のように動いたとしか思われませんでしたが」「その条件を、敵方に作らせるよう、初めには、わざと敵の充実している正面に当ると見せ、敵兵力をことごとく味方の前に充実させておいてから、徐晃、朱霊などの別働隊を以て、敵兵力の薄い河の西からたやすく越えさせたわけじゃ」「なるほど、では丞相の主目的は、むしろ別働隊のほうにあったわけですな」「まず、そんなものか」「後、わが主力は北へ渡り、堤にそって寨(とりで)を構築し、しばしば失敗したあげく、氷の城まで築かれましたが、丞相も初めには、こう早く戦が終ろうとはお思いなさらなかったものでしたか」「いやいや、あれはわざと、味方の弱味を過大に見せ、敵を驕(おご)り誇らせるためと、もう一つは、西涼の兵は悍馬(かんば)の如く気短(きみじか)だから、その鋭角をにぶらすため、ことさらに、悠長と見せて彼を焦立(いらだ)たせたまでのこと」「敵中作敵の計は、疾く前から考えのあったことですか」「戦機は勘(かん)だ...
吉川英治 「三国志」
...徐晃の二手が待ちかまえていた...
吉川英治 「三国志」
...それが真(まこと)の徐晃(じょこう)であった...
吉川英治 「三国志」
...「いつのまにか搦手(からめて)へ迫ってきた徐晃の手勢が...
吉川英治 「三国志」
...まっ先に徐晃が馬を立てて...
吉川英治 「三国志」
...それでいけなければ般若丸(はんにゃまる)の晃刀(こうとう)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...刀槍を晃(きら)めかせて...
吉川英治 「親鸞」
...谷文晃(たにぶんちょう)が若松の城内へ召された時...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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