...彼の到着は予定時程より遅れています...
...この仕事の進捗状況について、時程表を作成しました...
...大雨のため、時程通りに移動することができませんでした...
...ミーティングの時程を確認して、参加者全員に連絡しました...
...このプロジェクトは厳しい時程の中での実施が求められます...
...餓えた時程人の智(かしこ)くなる時はない...
石川啄木 「病院の窓」
...私は其時程先生のお慈悲を有難いと思つた事はなかつた...
石川啄木 「二筋の血」
...叔父さんは子供達と一緒にゐる時程楽しい事はないのです...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...この時程感銘(かんめい)深くそれを聞いたことはない...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...謝源は人が自分の力に全く愛想をつかした時程淋しいことはあるものでないと考へた...
太宰治 「地図」
...高らかな産聲と共に『坊ちやんです』といふ産婆の言葉を聞いた時程嬉しかつた事は無い...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...生來此時程松茸を食つたことはない...
長塚節 「痍のあと」
...「僕は其時程朋友を難有いと思つた事はない...
夏目漱石 「それから」
...「僕はその時程朋友(ほうゆう)を難有(ありがた)いと思った事はない...
夏目漱石 「それから」
...私は月に光った自分の裸の肩をこの時程美しく感じた事はない...
林芙美子 「新版 放浪記」
...あのエロチックな匂いを此時程嬉しく思った事はなかった...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...私はあの時程愉快さを味つた時はありません――彼等と肩を並べて...
牧野信一 「早春のひところ」
...それから半時程経った後であった...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...自分程立派な兩親を持つ者は世界に無いと思ふ信念に心のときめく時程純良な歡喜は無い...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...此時程無駄づかひを悔いた事はなかつた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...(中略)宋の時程頤(ていい)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...鏡子は先刻(さつき)お照から大変だと云はれた時程ひしひし悪い事をしたと云ふ気も起(おこ)らないのであつた...
與謝野晶子 「帰つてから」
...宿屋といってもこの辺には此処一軒きりないので、時間はもう夜の九時だし、今さら東京へ発つにも発てず、その時程、私は困ったことはなかった...
若杉鳥子 「独り旅」
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