...ものごとの本質を見抜く能因がある人は、よく物事がうまくいく...
...能因を持つ俳優は、演技が自然で魅力的だ...
...能因は、神仏や自然現象を作者が自分自身の中で表現する能力のことである...
...能因に充分な才能を持っている人でも、熱心に練習しなければ高水準の成果を出せない...
...能因を活かした美術作品は、鑑賞する者に深い感銘を与える...
...一は後鳥羽院の御製を刻し、他は平兼盛、能因法師、梶原景季の歌を刻す...
大町桂月 「白河の關」
...白河の關を詠める歌多きが中に、最も有名なるは、能因法師の、都をば霞と共にたちしかど秋風ぞ吹く白河の關也...
大町桂月 「白河の關」
...さるに能因法師は都に居りながら...
大町桂月 「白河の關」
...能因法師は旅行を好みて天下を跋渉せり...
大町桂月 「白河の關」
...武隈の松はこのたび跡もなし千歳をへてや我は來つらむと詠める能因法師の歌もあり...
大町桂月 「白河の關」
...能因は實際に白河の關を通りたるに相違なし...
大町桂月 「白河の關」
...ベエコンに完全な散文を書かせたのと同じ能因が...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...むかし、能因法師が、この峠で富士をほめた歌を作つたさうだが、――」私が言つてゐるうちに友人は、笑ひ出した...
太宰治 「富嶽百景」
...」能因法師は、茶店のハチといふ飼犬に吠えられて、周章狼狽(しうしやうらうばい)であつた...
太宰治 「富嶽百景」
...これより以北は支那でいふ荒服の地同樣に目せられて居つたことは今日に傳はつて居る數多の文學其中にても卑近な例を擧ぐれば能因法師の作として人口に膾炙して居る「都をば霞と共に立ちしかど」の歌...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...この能因法師ならぬ今秋を期して発表読者の一粲を博さんものと秘してゐたら...
正岡容 「東京万花鏡」
...閨(ねや)の上にかたえさしおほひ外面なる葉廣柏に霰ふるなり (能因)これも客觀的の歌に候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...閨(ねや)の上にかたえさしおほひ外面(とのも)なる葉広柏(はびろがしわ)に霰(あられ)ふるなり(能因(のういん))これも客観的の歌に候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...閨(ねや)の上にかたえさしおほひ外面(とのも)なる葉広柏(はびろがしわ)に霰(あられ)ふるなり (能因(のういん))これも客観的の歌に候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...因過能因旧址松林庵...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...伝能因本について言っても...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...(イ)伝能因所持本の系統(前掲注2の表を参照)(ロ)安貞二年奥書き本の系統(ハ)前田家本(鎌倉中期以前のもの)の系統(ニ)堺(さかい)本(元亀(げんき)元年の奥書きあり...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...伝能因所持本の生じた時代...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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