「時宜」の意味
適切な時期や状況に合わせること
「時宜」の例文(場面別)
- ビジネス新製品のリリースは市場のニーズに合わせて時宜を得たタイミングで行うべきだ。
- 日常会話彼のアドバイスはいつも時宜を得ていて、とても役に立つ。
- ニュース政府の政策は時宜を得たもので、国民の支持を得ている。
- 教育先生の指導は時宜を得ていて、生徒たちの理解が深まった。
小説での「時宜」の使い方
...やっと御時宜が合いましたね...
...御時宜が悪くて、参加できずにすみません...
...会議の御時宜を調整しましょう...
...御時宜を逸してしまいました...
...御時宜にあったお土産を選んだ...
...御時宜(おじぎ)をしたではありませんか? わたしは勿論嬉しいと同時に...
芥川龍之介 「俊寛」
...」権助は叮嚀(ていねい)に御時宜(おじぎ)をすると...
芥川龍之介 「仙人」
...何度も鉄冠子に御時宜(おじぎ)をしました...
芥川龍之介 「杜子春」
...もっとも時宜を得た処置であろうかと考える次第です...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...そうして前述のごときあらゆる天災の根本的研究とその災害に対する科学的方策の綜合的考究に努力せしめるのが最も時宜(じぎ)に適したものではないかと思われる...
寺田寅彦 「新春偶語」
...それらを生存競争の闘技場に送り込むのも時宜に適するものではないか...
寺田寅彦 「俳句の型式とその進化」
...この試みは非常に時宜に適したものであることは間違いないが...
戸坂潤 「社会時評」
...私はこの時宜に適はぬ訣別の辞を...
富永太郎 「鳥獣剥製所」
...或時宜門(ぎしゅうもん)の女院が中宮で一品(いっぽん)の宮を御懐妊の時に...
中里介山 「法然行伝」
...晩食(ばんめし)の時宜道は宗助に...
夏目漱石 「門」
...時宜によつては事後に...
日本国 「日本國憲法」
...いずれとも時宜(じぎ)に従うのはいうまでもないが...
久生十蘭 「鈴木主水」
...はなはだ時宜に適した思い付き...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...この用心は確かに時宜(じぎ)を得たものであった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...その花の莖のやうな頸を少しかしげてちらつとお時宜をしたが...
堀辰雄 「顏」
...私はその詩人に通りすがりにお時宜(じぎ)をしてゆく...
堀辰雄 「麦藁帽子」
...「一肚皮(いちとひ)時宜(じぎ)に合わずかな」と云って...
森鴎外 「かのように」
...この時宜(じぎ)を得た処置のためか...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
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