...最近の「時勢」はどうですか? (What's the current situation?)...
...彼女は「時勢」に敏感でいつもニュースを見ている...
...今の「時勢」では、外出するのは危険な場合があります...
...この事業は「時勢」にあっていますか?(Is this business suitable for current circumstances?)...
...経済「時勢」によって、株価は変動することがある...
...吾人既に彼が時勢を見...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...そういう時勢であったから椿岳は二軒懸持(かけもち)の旦那で頤(あご)を撫(な)でていたが...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...全然時勢後れの骨董物となりさがりて...
大隈重信 「我輩の智識吸収法」
...彼等の時勢遅れがこのやうなところにも暴露されてゐる...
高田保 「貸家を探す話」
...富を制するの時勢なり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...いわんや時勢迫り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...又たは時勢に對する眞面目なる憂慮より出でた者であるならば...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...時勢遅れのようなその戸口とこわれてはいるが相当なその窓とがかく同じ家に見えることは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...風俗時勢の新旧を問はず宴会といふものほど迷惑千万なるはなし...
永井荷風 「桑中喜語」
...天日を仰ぐような朗らかな時勢が来ることを...
中里介山 「大菩薩峠」
...新撰組の存在は時勢の必要上...
中里介山 「大菩薩峠」
...中世紀頃北欧において一時勢力を逞(たくま)しうした「北人」(Northmen)が...
穂積陳重 「法窓夜話」
...大分ご時勢が変わったものだわいと...
武者金吉 「地震なまず」
...新しい時勢の動きを前に...
山本周五郎 「新潮記」
...こんな時勢に巡り合ったのは」「――というて...
吉川英治 「三国志」
...時勢のうえより見て...
吉川英治 「新書太閤記」
...このままではいない時勢の先に立って...
吉川英治 「源頼朝」
...加藤清正に懇望(こんもう)されて肥後へ高禄でよばれて行った麒麟児(きりんじ)の兵庫利厳(ひょうごとしとし)などという「偉大なる蛙(かわず)」をたくさんに時勢の中へ送っている...
吉川英治 「宮本武蔵」
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