...彼女は私の意見を是認した...
...彼が私の仕事を是認してくれたので、とても嬉しかった...
...間違いをしたことを素直に是認することが大切だ...
...彼女が反対するかもしれないが、私はあなたの提案を是認するつもりだ...
...今回のプロジェクトは上司の是認が必要だ...
...思想上の――更に嚴密に云へば規範としての民族主義の主張を是認することとは決して同一ではない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...延いて戰爭そのものに反對するに至つた所以を力強く是認して...
石川啄木 「トルストイ翁論文」
...ロシアのザリズムとアメリカの資本家政治との間には名義以外に何等の差異もない事を是認した...
伊藤野枝 「乞食の名誉」
...わたしは天井を見つめながら自分を是認しようとした...
犬養健 「愚かな父」
...而して予は理性が之れに対して究竟(きうきやう)の是認以外に何等の言をも(さしはさ)む能(あた)はざるを見たり...
綱島梁川 「予が見神の実験」
...なる程その説によって生命の原因として是認された或る化合物の状態が...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...之は決して機械論の是認とはならない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...既に現内閣の言動を是認せずとせば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...尖端的な文化人らしい態度とさえも是認されるに至った...
豊島与志雄 「風俗時評」
...神がミリエル閣下を造ったのは政治上の職務のためではなかったことを是認しながらも...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その企てを是認できない...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...是認し鼓舞し権力づけるというのは...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神の剣」
...共産主義を一つの思想としては是認しながらも...
三好十郎 「清水幾太郎さんへの手紙」
...ほぼカヌカとコウゲの一つの名称なるべきことを是認せられたのは...
柳田國男 「地名の研究」
...今まで無い物を持つて來て「はい一」と是認してしまふ...
吉川英治 「折々の記」
...そういう定評を是認していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...以上のことは何らの考証なくしても是認せられるだろう...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...従って中宮の前には彼女の強い性格も愛すべきものとして是認される...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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