...彼女は私の意見を是認した...
...彼が私の仕事を是認してくれたので、とても嬉しかった...
...間違いをしたことを素直に是認することが大切だ...
...彼女が反対するかもしれないが、私はあなたの提案を是認するつもりだ...
...今回のプロジェクトは上司の是認が必要だ...
...多數のための奉仕と多數なるが故の是認と――この二つを嚴密に區別することは...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...どちらの関係もあなたの生活の一部として是認するだけで...
大杉栄 「男女関係について」
...むしろ河内介の野心を是認し...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...その民俗などが日本の上代を研究する参考になるということは是認せられる...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...もし之れに是認せらるべき点ありとせば果して何の点ぞ...
綱島梁川 「国民性と文学」
...而して予は理性が之れに対して究竟(きうきやう)の是認以外に何等の言をも(さしはさ)む能(あた)はざるを見たり...
綱島梁川 「予が見神の実験」
...ファンやディレッタントとは要するに誤り信じられた哲学の専門性に対する崇拝者や是認者に他ならない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...若し形式的に妥協を是認して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...で彼はその日からただちに自分の地位を是認し...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それを引き起こすものは罪人であると是認されている...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...男も女も対等に――否多くは女の方がより攻勢的に――相対抗するものであるということを是認しても...
豊島与志雄 「理想の女」
...この医師は総てドユマアの証言を是認し...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...彼は、「人間の本性の善、平等な知的天分、經驗、習慣、教育の萬能、人間に對する外的境遇の影響、産業の重大な意味、享樂の是認、等々に關する唯物論の説から、それと共産主義及び社會主義との必然的な聯關を洞見するには、大なる慧眼を少しも必要としない...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...五十五パーセントだけマルクシズムを是認している人なら...
三好十郎 「恐怖の季節」
...共産主義を一つの思想としては是認しながらも...
三好十郎 「清水幾太郎さんへの手紙」
...それは現実においては侵略を是認しそれに奉仕することにほかならない...
矢部貞治 「政治学入門」
...しかし他に対するこの寛容な是認の境地においても己れの言行をことごとく是認するまでには至らない...
和辻哲郎 「孔子」
...しかしそれは言語以外の表現の手段をも是認するというまでであって...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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