...彼女は私の意見を是認した...
...彼が私の仕事を是認してくれたので、とても嬉しかった...
...間違いをしたことを素直に是認することが大切だ...
...彼女が反対するかもしれないが、私はあなたの提案を是認するつもりだ...
...今回のプロジェクトは上司の是認が必要だ...
...その第三の範囲というのは「労働階級の立場を是認するけれども...
有島武郎 「片信」
...甲は乙の二倍の代償を拂はねばならぬといふ事實を同時に是認するであらうか...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...この顔を是認するほど私の心地はまだ開けてゐない...
種田山頭火 「行乞記」
...若し形式的に妥協を是認して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...文学は美しいものであれかしということを是認してみよう...
豊島与志雄 「今日の条件」
...単に孤独の是認のみではなく...
豊島与志雄 「故郷」
...しかしそう是認したくはなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それを引き起こすものは罪人であると是認されている...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...もし是認するとしたら...
豊島与志雄 「「紋章」の「私」」
...自ら売国奴(ばいこくど)を是認することになる...
中島敦 「弟子」
...その企てを是認できない...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...不忍耐それ自身はこの場合明かに是認すべきものと思われる...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...彼は、「人間の本性の善、平等な知的天分、経験、習慣、教育の万能、人間に対する外的境遇の影響、産業の重大な意味、享楽の是認、等々に関する唯物論の説から、それと共産主義および社会主義との必然的な連関を洞見するには、大なる慧眼を少しも必要としない*...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...彼は、「人間の本性の善、平等な知的天分、經驗、習慣、教育の萬能、人間に對する外的境遇の影響、産業の重大な意味、享樂の是認、等々に關する唯物論の説から、それと共産主義及び社會主義との必然的な聯關を洞見するには、大なる慧眼を少しも必要としない...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...彼の存在の価値を是認し保護しようとする人はないであろうか...
柳宗悦 「民藝四十年」
...そういう定評を是認していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼らは何らかの点で自分を是認し安心しようとするのです...
和辻哲郎 「ある思想家の手紙」
...彼は仏徒の世界に対して俗人の世界の存立することを是認する...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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