...彼女は私の意見を是認した...
...彼が私の仕事を是認してくれたので、とても嬉しかった...
...間違いをしたことを素直に是認することが大切だ...
...彼女が反対するかもしれないが、私はあなたの提案を是認するつもりだ...
...今回のプロジェクトは上司の是認が必要だ...
...漫然として自分の境遇の憐れな事を是認し...
石川啄木 「歌のいろ/\」
...いわゆる「ゼシュウイト」派の目的は手段を是認するの語...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...之は決して機械論の是認とはならない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...國民は斯る内閣の言動を是認せざるべし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...世間多くは侯の用意を是認し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...吾人はそれを是認する...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...不正の是認である...
蜷川新 「天皇」
...(低声(こごえ)で泣く)東山――すみませんというのはあなたの行為を是認した言葉なんですか...
平林初之輔 「探偵戯曲 仮面の男」
...彼女達が是認(ぜにん)することは私も尊重したのであつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...嘗てはその言葉と態度に或る嚴肅な魅力を與へてゐた興味と是認(ぜにん)の心を...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...あのくろうとらしく冷静な是認の気持で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...彼は、「人間の本性の善、平等な知的天分、経験、習慣、教育の万能、人間に対する外的境遇の影響、産業の重大な意味、享楽の是認、等々に関する唯物論の説から、それと共産主義および社会主義との必然的な連関を洞見するには、大なる慧眼を少しも必要としない*...
三木清 「マルクス主義と唯物論」
...作者が彼等の態度を是認してゐるところが...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...君達が君達の中心的意図と善意に基いて生成して行こうとする方向を是認し激励してやる事の方が大切であることも...
三好十郎 「俳優への手紙」
...即ち僕が苦楽座ならびにすべての苦楽座的出発点に決定的に反対しているのに反して君は苦楽座の出発点を極力是認し...
三好十郎 「俳優への手紙」
...覚之丞のことばを是認しているとも受けとれる...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...或は当然の所為として是認せらるべきであるか...
和辻哲郎 「鎖国」
...かくのごとく前者は肉体のために弥陀にすがることを是認し...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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