...すると是等の元素から無限大の宇宙を造る為には...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...是等の作品の抒情詩的甘露味はかの化政度の通人などの夢寐(むび)にも到り得る境地ではない...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...是等の記事により察するに...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...是等のものも終(つひ)に止めえじ...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...従て是等未開民族の研究は...
高木敏雄 「比較神話学」
...是等が一幅の畫圖になつて目の前に展開されてゐるのを五十嵐は柱に背を凭せて昂然として眺めてゐる...
高濱虚子 「俳諧師」
...是等は正當に石器時代の遺跡と稱すべきものなれど尚ほ他にも石器時代遺物の發見さるる所あり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...是等の學者は過去に對しては懷疑論者であるけれども...
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」
...是等は大師が幸ひ之を採用して置かれたから...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...然し是等(これら)は単に皮相の意味に於て読みづらいので...
「『土』に就て」
...是等は我輩の感服せざる所なり...
福沢諭吉 「帝室論」
...是等は姑く不問に附して...
福沢諭吉 「帝室論」
...凡(およ)そ是等(これら)は当時の古風家に嫌われる事であるが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...是等に関する英書は随分蒐(あつ)めたもので...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...「露の落つる音」とか「梅の月が匂ふ」とかいふ事をいふて樂む歌よみが多く候へども是等も面白からぬ嘘に候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...伊勢長にて足る 西洋料理はへどの如して食ふ可らず北野のまるやのすつぽんも有名なり 是等は皆中村屋より電話をかけさせ給へ 同封の名刺二枚...
室生犀星 「京洛日記」
...実に是等の婆さん達の口から始めて聞いた言葉なのである...
柳宗悦 「京都の朝市」
...何も是等の素材ばかりではない...
柳宗悦 「和紙の教へ」
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