...「昨日今日」お前は何考えているんだろう...
...「昨日今日」の出来事を振り返ってみると、けっこう充実していたかもしれない...
...「昨日今日」のうちに布団乾燥機を買いに行こうと思っている...
...「昨日今日」の勉強したわけじゃないけど、なんとか試験には合格できた...
...「昨日今日」のことで悩まないで、先に進もう...
...昨日今日客あり今日は牡丹剪(き)る五月九日 二百二十日会...
高浜虚子 「六百句」
...昨日今日すつかり音信の負債を果したので軽い気になつた...
種田山頭火 「行乞記」
...こんやの宿も燕を泊めてゐる・ふるさとの夜となれば蛙の合唱初めて逢うた樹明君、久しぶりに逢うた敬治君、友はよいかな、うれしいかな、ありがたいかな、もつたいないかな、昨日今日、こんなにノンキで生きてゐるのはみんな友情の賜物である、合掌...
種田山頭火 「行乞記」
...昨日今日、明日も徴兵検査で、近接の村落から壮丁が多数やつて来てゐる、朝湯などは満員で、とてもはいれなかつた...
種田山頭火 「行乞記」
...赤子が泣くめつきり夏めいて机の上の蟻も・ながい毛がしらがもらうてきてうゑてをくよいくもり昨日の所得 昨日今日の買物米 一升一合 一金十六銭 酒二合 一金弐銭 切手一枚銭 十七銭 一金六銭 醤油二合 一金五銭 湯札弐枚換算して一金四十一銭也...
種田山頭火 「行乞記」
...暇乞(いとまごい)もいたさせたいのですが――何をいっても昨日今日台湾に着いたばかり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...昨日今日(きのうきょう)新(あらた)に得た恋人と別れるような...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...昨日今日爵位を貰ったばかりの連中じゃない」「だけど...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...昨日今日葉(は)がくれに一花(ひとはな)みゆるも...
樋口一葉 「あきあはせ」
...昨日今日とあと二日も雨が続いたら俺も...
牧野信一 「円卓子での話」
...昨日今日になって人ごこちが夫人に帰ってきたことによって院内が活気づいてにわかに流れも木草も繕われだした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...昨日今日威勢の好い民主自由の思想に何の省慮も取らず共鳴する人の殖えて行くのは一概に嬉しいとはいわれません...
与謝野晶子 「激動の中を行く」
...昨日今日の、麦城の内こそ、実に惨たるものだった...
吉川英治 「三国志」
...昨日今日の恐ろしげな人の有様...
吉川英治 「私本太平記」
...しかし昨日今日、船上山にひるがえる無数な旗幟(はたのぼり)をはるかに見て、これでわしの任はすんだと、ひそかにはうれしい気もする...
吉川英治 「私本太平記」
...なお昨日今日あたりは...
吉川英治 「新書太閤記」
...昨日今日ほのかに紅みを帶びて來た...
若山牧水 「樹木とその葉」
...次第に刈られる冬の姿を表はしてゆく昨日今日の田圃の前景から云つても...
若山牧水 「村住居の秋」
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