...昨年の夏、東恩納(ひがしおんな)〔寛惇(かんじゅん)〕君が帰省したので、二人で琉球語の金石文を読みに浦添(うらそえ)の古城址を訪ずれたが、思いがけずも灰色の瓦の破片が其処此処(そこここ)にころがっているのを見た...
伊波普猷 「土塊石片録」
...昨年の夏、私は文芸週報「ヌーヴェル・リテレール」の新刊紹介の欄でミオドラック・イヴロバッツ著『ジョゼ・マリヤ・ド・エレディヤ、その生涯及び著作』、『戦勝標の淵源』という広告を、ふと見出して、苦心の結果が世に出た事を初めて知った...
辰野隆 「二人のセルヴィヤ人」
...昨年の夏は佐藤定吉博士の開かれた淺間山麓の夏期修養會の禮拜に家族一同と共に出席して...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...其手は昨年の夏握ったトルストイの手の様に大きく温(あたたか)であった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ちょっと着がえをいたしてまいりますよ」一の二武男は昨年の夏初め...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...ところが、昨年の夏、知人の家に、尾の長い純白の牡の仔猫が出来たので、貰う約束をして、生後二カ月ばかりして連れてきた...
豊島与志雄 「猫」
......
中谷宇吉郎 「赤倉」
...昨年の夏頃が一番不人気な時期であったようである...
中谷宇吉郎 「雨を降らす話」
...ところが、一昨年の夏、私がアメリカに行っていた間に、花島博士が、偶然のことで、この口絵のような写真をとる方法を発見した...
中谷宇吉郎 「自然の恵み」
...昨年の夏、妻は遂に女児を生みました...
浜尾四郎 「途上の犯人」
...昨年の夏、私は五十年ぶりで、天神様の土手に立つことができた...
浜本浩 「甘い野辺」
...彼は昨年の夏以来...
原民喜 「永遠のみどり」
...すると一昨年の夏のことでがした...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...昨年の夏ごろホヴァスの東京支局長となってひょッくり戻って来た...
久生十蘭 「魔都」
...――それは一昨年の夏でしたが...
堀辰雄 「若菜の卷など」
...昨年の夏から秋へかけての東京の子女の不良ぶりが...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...いずれも昨年の夏迄に不良少女や友達に与えられたものである...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...昨年の夏六月...
吉川英治 「新書太閤記」
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