...春陽会にとって相当の痛事だ...
戸坂潤 「社会時評」
...7 岩波文庫その他現在発行されている文庫版の主なものは岩波文庫(レクラム版の装幀に近い)・改造文庫(ゲッシェン版の装幀にまねて及ばず)・春陽堂文庫などである...
戸坂潤 「読書法」
...改造文庫・春陽堂文庫・の順でこれに次ぐのである...
戸坂潤 「読書法」
...大正十一年九月当時執筆の短篇小説数篇及雑録の類と併(あわ)せてこれを一巻となし春陽堂(しゅんようどう)より刊行したり...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...この書肆の資金を以て文芸その他諸雑誌の発行に着手せんかこれまで独天下(ひとりてんか)の春陽堂博文館ともどもに顔色(がんしょく)なからんとわれ人(ひと)共に第一号の発刊を待ちかねたり...
永井荷風 「書かでもの記」
...先生が矢来町にありし事を知りしは予(あらかじ)め電話にて春陽堂に聞合せたるによつてなり...
永井荷風 「書かでもの記」
...)明治の末年に小説を出す本屋は春陽堂...
永井壮吉 「出版屋惣まくり」
...春陽堂番頭予の全集表帋見本を持来りて示す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...午後春陽堂店員来りて全集第一巻の印を請ふ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...全集第三巻の原稿を春陽堂使の者に渡す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...春陽堂の林氏全集第三巻出版届を持来りて署名捺印を請ふ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...春陽堂この日江戸藝術論印税金を送り来る...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...春陽堂の人来り全集第二巻五版の検印を求む...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...春陽堂と改造社との両書肆が相競って全集一円本刊行の広告を出す頃になると...
永井荷風 「申訳」
...輪廓(りんかく)は橋口五葉君に画いて貰ったのを春陽堂に頼んで刷らせて居る...
「文士の生活」
......
原民喜 「かげろふ断章」
...一松久三十郎は人も知る春陽会の驥足(きそく)である...
久生十蘭 「生霊」
...其中に「埋れ井戸」と云ふものを書いて桐生君の紹介で春陽堂に賣つた...
三島霜川 「自傳」
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