...頑固な昔者でしてね...
アーヴィング 高垣松雄訳 「クリスマス・イーヴ」
...昔者(むかし)加藤嘉明(よしあき)言へるあり...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...昔者(むかしは)カーライル...
石川啄木 「閑天地」
...どうもわたしのやうな昔者の胸には納まらぬのだ...
犬養健 「愚かな父」
...碌(ろく)でもない小説三昧に耽(ふけ)るは昔者(むかしもの)の両親の目から見れば苦々(にがにが)しくて黙っていられなかった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...いわゆる昔者のきもをつぶさすようなやり方で飛ぶ鳥のようなスピードで地球のまわりを馳せまわる...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...昔者、印度に瑜伽(ヨーガ)と稱する苦行の學徒ありき...
高山樗牛 「美的生活を論ず」
...昔者(むかし)プラトー...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...是れ猶ほ昔者ジスレリーが...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...謹愼の人昔者孔明...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...是れ猶ほ昔者ジスレリーが...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...謹慎の人昔者孔明...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...昔者(むかしもの)の言葉でいえば...
長谷川時雨 「平塚明子(らいてう)」
...昔者(せきしゃ)...
福沢諭吉 「政事と教育と分離すべし」
...昔者(むかしもの)の己(おれ)には然ういう六(むず)かしい事は分らぬから...
二葉亭四迷 「平凡」
...昔者(むかしは)道士があって...
森鴎外 「鴎外漁史とは誰ぞ」
...という風(ふう)に昔者(むかしもの)は今も感じている...
柳田国男 「こども風土記」
...何の心もなくこれをつづけている昔者がいるかもしれない...
柳田国男 「年中行事覚書」
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