...左兵衛府(さひょうえふ)の下人(げにん)をしておったころからの昔なじみじゃ...
芥川龍之介 「偸盗」
...わたしの昔なじみの極光(オーロラ)ですよ」と...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...お宅のばあやさんには感じています――昔なじみとしてね...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...この昔なじみの住所を問いつめても...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...「昔なじみなのだけれど...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「曲れる者」
...昔なじみの誰かが往來で彼に嘲けりの視線をくれようが...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...昔なじみの親しい『自分以外の』人間が...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...一層も二層も昔なじみであるらしい呼び方をするために...
中里介山 「大菩薩峠」
...兵馬には昔なじみの人...
中里介山 「大菩薩峠」
...昔なじみの「飛鳥」の君香に頼んで...
火野葦平 「花と龍」
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フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...しかたがないのでたまたま足利の芝居へ昔なじみの常磐津の鎌太夫が来ていたのを幸い...
正岡容 「初看板」
...ここ七年間逢わなかった昔なじみの声優...
山川方夫 「愛のごとく」
...保井真理子は私の昔なじみだった...
山川方夫 「演技の果て」
...船長の昔なじみだか何だか知らねえが...
夢野久作 「幽霊と推進機」
...昔なじみと心得てくれるのか...
吉川英治 「江戸三国志」
...昔なじみの桜川三孝はまだ吉原に...
吉川英治 「紅梅の客」
...かねて時折は案じている昔なじみのお通らしくもあるし――そんなわけでぶらりとこの地方を歩いて来た沢庵であるから...
吉川英治 「宮本武蔵」
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