...人はいかに易々とさばかれつつあることよ...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...どうしてこんなに易々と行い得たか...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...こんなに易々と解き得たことがです」彼はじっと三谷の顔を見た...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...そう易々と娘が取戻せようとは...
江戸川乱歩 「黒手組」
...とにかく彼奴を捕えて泥を吐かせたら何か得るところがあるだろう」「もう唖の権は易々とは見つかりますまい...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鳩つかひ」
...あんなに易々(やすやす)と傷口の周囲までまくれて了(しま)うものかね? 僕はそう思えないんだ...
大阪圭吉 「カンカン虫殺人事件」
...私立だって国民劇場だって易々たるものさね...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「マリ・デル」
...海賊たちから易々(やすやす)と...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...これでは来た道も易々とは見出し得ない...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...私は外交というものをそう易々とは信じない...
豊島与志雄 「新たな世界主義」
...案外にも易々(やすやす)と表門を素通りさせて...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを易々(やすやす)と請合った道庵先生の返答もいよいよわからないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...二重の締りを易々(やすやす)と開け...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...皇帝が易々と連れ出された点...
久生十蘭 「魔都」
...普通なら無論平瀬氏は易々と博士号ももらえる資格があるといってもよいのであったが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...一日のうちに平常の半月分の稼ぎをすることも易々(いい)たるものだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...あなたなら易々(いい)としてお出来になるはずでしょう」菊亭晴季が京都へ帰ってから約一ヵ月後だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...易々(やすやす)と陥入りそうな砦(とりで)はない...
吉川英治 「源頼朝」
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