...彼女は疲れて昏絶した...
...暑さで昏絶する人が多発している...
...昏絶する前に、水を飲んで休むといいですよ...
...昏絶した状態で運ばれてきた患者に、医師たちは手を焼いた...
...昏絶したときの対処法を知っておくと、役立つことがあるかもしれない...
...たちまち昏絶倒臥(こんぜつとうが)して死生を弁ぜざるもの十数分...
井上円了 「おばけの正体」
...身体が弱くてジフテリヤや赤痢で二三度昏絶(こんぜつ)致しました...
太宰治 「虚構の春」
...切に切にそが上に昏絶せむとする兄の痩せはてた肉身のいたましさを...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...三ひややかな夜気は彼を一たんの昏絶(こんぜつ)から呼び醒(さ)ましていた...
吉川英治 「黒田如水」
...朱雋は一時昏絶(こんぜつ)するほど悲しんだ...
吉川英治 「三国志」
...地に仆れて昏絶(こんぜつ)したまま...
吉川英治 「三国志」
...昏絶(こんぜつ)せんばかりだった...
吉川英治 「三国志」
...天すでに、この周瑜を地上に生ませ給いながら、何故また、孔明を地に生じ給えるや!」云い終ると、昏絶して、一たん眼を閉じたが、ふたたびくわっと見ひらいて、「諸君...
吉川英治 「三国志」
...うしろへ仆(たお)れて昏絶してしまった...
吉川英治 「三国志」
...帝はお髪(ぐし)をつかみ、身を慄わせて、天へ叫び、地へ昏絶された...
吉川英治 「三国志」
...「おおっ、関羽はついに、この世の人でなくなったか」と、慟哭(どうこく)のあまり、昏絶して、以来三日のあいだ、食もとらず、臣下にも会わなかった...
吉川英治 「三国志」
...昏絶せんばかりだった...
吉川英治 「三国志」
...流れのそばに昏絶していた...
吉川英治 「三国志」
...とたんに血を吐いて昏絶した...
吉川英治 「三国志」
...「血を吐く」も「昏絶」も原書のよく用いている驚愕の極致をいう形容詞であることはいうまでもない...
吉川英治 「三国志」
...しかし昏絶しては甦(よみがえ)ること数度で...
吉川英治 「三国志」
...焔(ほのお)の壁や焔の床に昏絶(こんぜつ)して...
吉川英治 「新書太閤記」
...そしてそのうちに女の鼻腔(びこう)が昏絶(こんぜつ)のせつなさを洩らしたと思うと...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??